また不採用だった…。面接に落ちた理由が分からなければ反省もできないし。面接後に不採用の理由を聞いても良いのかな。誰が聞き方を教えて!
現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
私はとある企業の中途採用担当として、数百人の面接を担当し、入社した方から転職の成功談・失敗談を聞いてきました。
そして、様々な転職エージェントとも関わる中で転職活動に関するノウハウを聞いてきました。
このような採用活動の中で仕入れた情報に加えて、採用担当者の視点や経験に基づいてその疑問にお答えします。
Contents
不採用の理由を聞くのはマナー違反?
転職活動はなるべく早く終わらせたいもの。
そのために面接の反省をしたいけど面接に落ちた理由が分からなければそれもできませんよね。
不採用の理由を聞いても良い?
まず、そもそも不採用の理由を聞いても良いのか?という疑問ですが、問題ありません。
企業としては不採用の理由を伝えるだけなら特に不利益になることはありませんし、あなたにとっては次の面接に活かすために必要なことです。
むしろ、早く転職活動を終えるためにも、必ず不採用の理由は確認すべきと言えます。
採用担当に直接聞くのはあり?なし?
ただし、採用担当に直接連絡をとって不採用の理由を聞くのは可能な限り避けた方が良いでしょう。
採用担当としては、忙しい中で不採用となった方の対応をするのは正直迷惑です。
また、採用担当も気をつかって回りくどい表現をする可能性があり、明確な不採用の理由を聞けない可能性があるからです。
それでは一体、どうやって聞くのが良いのでしょうか?
不採用理由の聞き方
不採用の理由は聞くべきですが、企業に直接教えてもらうのは難しいということをお伝えしました。
ではどうすれば良いか説明していきます。
不採用理由は転職エージェント経由で聞くべき
不採用の理由を聞くのは、転職エージェントに聞いてもらうのが最も確実な方法です。
なぜなら採用担当としては、エージェントに不採用理由を伝えることでどんな人材が欲しいのかイメージを共有できるからです。
つまり「転職エージェントはこんな人どうですか?と紹介して、採用担当は会ってみたけどここが不足していたから、次はこんな人を紹介してね。」といったやりとりを繰り返すことで希望の人材像を共有していくわけです。
そのため転職エージェントに不採用の理由を伝えるのは採用担当としてもメリットがあるのです。
ただし、応募先の採用担当とパイプを持っているエージェントであることが重要です。でなければ不採用理由を聞き出してもらうことはできません。
意外に思うかもしれませんが、エージェントの中には全然企業とコミュニケーションを取ることなく人材を紹介してくるところも多いです。
全く企業のことを知らずに、あなたに求人を紹介しているエージェントがいるということです。
実は、企業の採用担当と積極的にコミュニケーションをとっているエージェントかどうか確認するのは難しくありません。
その方法は、あなたの持つスキルや経験が求人にマッチするか、詳細かつ論理的に説明できるかを確認すればOKです。
ただ、比較対象となるエージェントがいなければ能力が高いか低いか判断するのは困難です。
そのため、複数社エージェントに登録して「あなたについた担当者全員に対してあなたの持つスキルや経験が求人にマッチするか」を聞きましょう。
企業と密に連携して情報収集しているエージェントとそうでないエージェントでは情報量に雲泥の差がありますよ。
ちなみに、採用担当の私が実際に取引していておすすめできると思うエージェントは次の記事で紹介していますので、自分でエージェントを選ぶのが面倒な方はこちらから登録してください。
不採用理由をストレートに聞くよりも次に活かせる聞き方
最後に、あなたにとって信頼できるエージェントがいるという前提で、どのような聞き方で不採用理由を教えてもらえば良いか説明します。
不採用理由をストレートに聞くとマイナス点がメインで答えが返ってくる可能性があります。
ですから、面接でプラスになった点とマイナスになった点をそれぞれ聞くようにしましょう。
そうすることで自分の強みと弱み、何をもっとアピールして、何に注意すべきかといった点についても知ることができます。
転職活動では強みをいかにアピールして売り込むかが重要です。
以上、信頼できる転職エージェントを見つけ、上手に活用して不採用となってしまった面接を次に活かしましょう。
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