現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
私はとある企業の中途採用担当として、数百人の面接を担当し、入社した方から転職の成功談・失敗談を聞いてきました。
そして、様々な転職エージェントとも関わる中で転職活動に関するノウハウを聞いてきました。
このような採用活動の中で仕入れた情報に加えて、採用担当者の視点や経験に基づいてその疑問にお答えします。
この記事では以下のことが分かります。
- 面接で頭が真っ白にならないための心構え・準備
- 頭が真っ白になってしまった時の対策
Contents
面接で頭が真っ白にならないための心構え
頭が真っ白になるのは極度の緊張が原因です。
日頃から「面接って、こんなもんだよね」という意識を持っておくことで面接で緊張することを少しだけ、防ぐことができます。
面接は緊張するもの
面接では緊張するものだと諦めましょう。
緊張しそうになるとどうしても「緊張するな」と体に命令しようとしますが、これは逆効果でもっと緊張してしまいます。
NHKのプロフェッショナルという番組だったと思いますが、あのイチロー選手でさえ大一番の時は緊張で吐きそうになるそうです。
それは本気だからこそ緊張するそうで、むしろ「緊張しないのはダメなヤツ」なのだそうです。
皆さんも、転職活動で緊張するということはそれだけ本気で取り組んでいる証拠ですから、自信を持ちましょう。
面接は会話する場所
面接は非日常的な空間ですよね。
複数の初対面の人と対面で話す。
話すといっても相手からの質問に答えていくだけ。
こんな状況日常生活ではあり得ませんから頭が真っ白になっても仕方ありません。
でもよく考えてみると、中途採用面接は応募者と会社が合うかどうかを判断する機会です。
ということはお互いを理解するために会話しなければならないはずなんですよね。
ということは、質問を受けた時にこちらが回答した後、聞きたいことがあれば聞いても良いわけです。そうすることで通常の会話に持ち込むことができ、緊張を抑えることができます。
それが許されない面接ならその会社は辞退するくらいの勢いでOKです。
面接官だって緊張してる
意外に思うかもしれませんが、面接官も緊張することはあるんです。
さっきも言ったように非日常空間ですし、面接官も履歴書を見て絶対に採用したいと思っている人を見たら、下手なことは言えないので緊張しています。
ですから面接では「この人たちも緊張しているんだし、自分だって緊張してもいいや」と思うように開き直っても良いくらいです。
意外とその方がうまく話せるものですよ。
面接で頭が真っ白にならないための準備
先ほど紹介した意識を持つことで面接に対する恐怖というものは若干薄まると思いますが、次の準備をしておけば、より緊張を抑えて面接に臨むことができるでしょう。
応募先に興味を持って、徹底的に応募先を調べる
意識付けのパートで紹介すべきだったかもしれませんが、応募先のことを徹底的に調べることは最重要ポイントです。
そのために応募先には興味を持ちましょう、というのが私の持論です。
なぜなら興味を持たなければ応募先のことを適当に調べてしまい、事前に「志望動機」や「自己PR」を準備しても付け焼き刃になってしまうからです。
逆に興味を持っている会社なら、会社についてガンガン調べていくでしょうし、調べていくうちに「この事業面白い!やってみたい!」とか「この仕事なら今の職場で身につけたスキルを活かせそう」といった面接でそのまま言えるポイントを発見しやすくなるんです。
もちろん最初は知らないことばかりなのである程度は調べても興味ポイントを見つけられないかもしれませんが、いつまでたっても興味が湧かない会社は無理して受ける必要はありません。
想定質問は考えておく【暗記はNO】
中途採用面接でよく聞かれる質問には答えを用意しておきましょう。
例えば転職理由はよく聞かれる代表的な質問ですが、全く考えていかないとツッコミどころ満載の非論理的な回答になる可能性があります。
だからと言って回答案を作って暗記していくのはやめましょう。
なぜなら、暗記すると暗記したことを言わなければならないので「上手くやろう」という気持ちになり緊張してしまうからです。
面接前に声を出しておく
これは騙されたと思ってやってみてほしいのですが、事前に声に出しておくだけで不思議と落ち着く効果があります。
実は私もあがり症なのですが、人前で話す前には話す内容を一度声に出しておくようにしています。
面接で頭が真っ白になった時の対策
いくら面接に対する意識を変えても、事前に準備しても本番になれば緊張します。
これはもう仕方のないことなので諦めてください。
ですから最後に頭が真っ白になった時の対策を紹介します。
一旦落ち着く
どんな方法でも良いので一旦落ち着く術を身につけましょう。
身につけるというより自分に合った方法を見つけるイメージです。
例えば深呼吸するとか、「考えさせてください」と言ってしまうとか、方法は色々あると思います。
ちなみに、私は唾を飲むことにしています。
深呼吸に似ていると思いますが、私の場合ほぼ癖のようになっています。
分からないことは分からないと言う
頭が真っ白になるのは質問の答えが分からない時が多いのではないでしょうか?
答えなければ不合格になると思って無理に答えようとする方がいますが、考えがまとまらないうちに早く答えようとすると途中で何言ってるのか分からなくなって逆に面接官としては評価が下がってしまいます。
分からない時は「分かりません」と正直に言うか「ちょっと考えさせてください」と言って考えるのが得策です。
受かろうとせず正直に答える
質問には素直に本音で答えていく。
これが一番緊張を抑えることができる方法だと思います。
私自身、就活していた時にはこの方法で面接を乗り切っていました。
面接官の質問の意図を汲むのは大事です。
頭の良い人ほど意図を汲むことでどんな答えが良いのかわかるので、つい受かるための答えを言ってしまいがちです。
ですがこれをやると後で出た質問の答えに一貫性がなくなるリスクがありますのでやめましょう。
転職を成功させるには絶対に押さえるべきポイントがある
転職活動を成功させるためのポイントは、企業が求めるスキル・経験・知識を正しく把握して、自分がマッチする人材であることをアピールすることです。
そのためには「徹底した情報収集」が必要です。
本当に必要な情報収集には転職エージェントの協力が必要
情報収集といっても、ネットで拾えるような情報だけでは面接官に刺さるアピールはできません。
なぜなら、企業としては「こんなスキルや経験を持つ人材が欲しい」という情報を詳しく公開してしまうと、これから企業が人を増やして実行しようとしていること、つまり戦略がバレてしまう危険性があるため全ての情報を公開しているとは限らないからです。
そのため転職エージェントには「非公開求人」というエージェントに登録した人にしか紹介されない求人もあるほど。
このように、情報戦となる転職活動を成功させるには、転職エージェントの協力が必要です。
次のような悩みがあるなら、本当に必要な情報収集ができていない可能性が高いので、転職エージェントを見直すべきです。(転職エージェントを使っていない方は今すぐ登録すべきです)
- 希望の求人が見つからない
- 書類選考が通らない
- 自己PRがイマイチ面接官に響かない
では、どんな転職エージェントがあなたの転職活動を成功に導いてくれるかというと、下記の通りです。
現役人事がオススメする転職エージェント
ここで、現役人事の私が中途採用担当の視点でオススメできる転職エージェントを紹介します。
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