中途採用面接では笑顔の方が印象が良い?それとも真剣な表情の方が良い?
現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
私はとある企業の中途採用担当として、数百人の面接を担当し、入社した方から転職の成功談・失敗談を聞いてきました。
そして、様々な転職エージェントとも関わる中で転職活動に関するノウハウを聞いてきました。
このような採用活動の中で仕入れた情報に加えて、採用担当者の視点や経験に基づいてその疑問にお答えします。
転職活動の面接では笑顔と真剣な表情どちらが適してる?
「話す内容に合わせて表情を変えると良い」というアドバイスを見かけますが、そんなことを面接の場で考えている余裕はありません。
ですから私のアドバイスは「喋り出しは笑顔で、後は自然に」です。
その理由は、話す内容には自然と感情が乗るので表情は内容に合いますが、逆に緊張していたり言葉に詰まったときに表情が曇って自信のない印象になるからです。
そうなることを防ぐために喋り出しだけ笑顔にすることを意識しておくことをおすすめします。
意外と笑顔のままで話すことができますよ。
笑顔のタイミングは?
笑顔のタイミングについても、意識しようとしてできるものではありません。
そのため、一番自然な方法は相手に合わせることです。
面接官としては、こちらの反応に反応されないと違和感を覚えるからです。
こちらが笑顔なのに無愛想だったり、逆に真剣に話しているのに相手が笑っていたら「感覚が少しズレているのか?」と思うこともあります。
ですから、相手が笑えばあなたも笑い、相手が真剣な表情をすればあなたも真剣な表情で話したり聞いたりすれば自然なコミュニケーションがとれるはずです。
笑顔の程度は?
微笑むか、満面の笑みを浮かべるか、という問題ですが、結論は気にしなくてOKです。
なぜなら面接官は笑顔の程度を評価基準にはしないからです。
確かに、満面の笑みで話をする方が来れば印象には残りますが、評価に影響するのは比較対象となる応募者が他にいる場合で、印象以外に差がつかなかった時くらいです。
どうしても決められないときの最後の評価点という感じですね。
ただし、印象が重要な職業・職種の場合には気にした方が良いでしょう。
結論、自然体でいれば良い。笑顔よりも大切なことは?
ここまでお読みいただいた方は気づいたと思いますが、笑顔はあまり意識しなくても良いということですね。
笑顔を意識しすぎると、答えるべきことに集中できませんし、無理に笑顔を、作っていることは面接官に伝わります。
それよりも、転職活動にはもっと大事なことがあります。
皆さんは面接の合格率アップのために最も重要なことは何だと思いますか?
あなたを採用する会社の立場を想像して少し考えてみてください。
中途採用を行う会社は即戦力が欲しいので少しでも活かせるスキルや経験や知識を持つ人材が来ることを望んでいます。
ということは、答えはとてもシンプルですよね。
それは、会社が求める人材とあなたのスキル・経験が合うかどうかです。
あなたのスキルや経験がマッチする会社を受けることで、会社にとってあなたは喉から手が出るほど欲しい人材になれるのです。
つまり、転職活動で成功するためにあなたがすべきことは、求人内容を正しく理解し、いかにあなたのスキルや経験の中で求人に合うポイントを探してアピールするかということです。
それができれば合格率は確実に高まります。
具体的な方法については次の記事で紹介しています。
この方法、裏ワザでも何でもない、転職活動の王道だと思うのですが意外と皆さんはやっていません。
その理由はおそらく最初に少しだけ手間がかかるからだと思うのですが、他の転職者がやってないことをしたら一歩先を行けますよね。
転職活動で大事なのは最初のステップです。その方法を是非ご覧ください。
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