転職エージェントが面接後に色々聞いてくるし興味ない求人に応募させようとしてきてうざいなぁ。どうすれば良い?
現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
私はとある企業の中途採用担当として、数百人の面接を担当し、入社した方から転職の成功談・失敗談を聞いてきました。
そして、様々な転職エージェントとも関わる中で転職活動に関するノウハウを聞いてきました。
このような採用活動の中で仕入れた情報に加えて、採用担当者の視点や経験に基づいてその疑問にお答えします。
Contents
転職エージェントはなぜうざい?
転職エージェントが頻繁に連絡してきてうざいなぁ、と思うことってありますよね。
なぜそんなにガツガツしているのかというと、あなたが入社しなければエージェントの報酬にならないからです。
面接後、転職エージェントはすぐに企業の採用担当者に感触を聞きます。
合格になりそうであれば、あなたの入社したいという気持ちを高めるためにエージェントはフォローの連絡をしてきます。
一方感触が良くない場合であっても、早くどこかに入社させるために次の選考に向けてのフォローを入れてくるというわけです。
転職エージェントの面接後フォローのうち受けるべき内容は?
上記のような理由から、エージェントがしつこいくらいフォローしようとしてきますが、全て言われるがままだとあなたの意志とは裏腹に転職活動が進んでしまう可能性があります。
そこで、エージェントが入れてくれるフォローのうちしっかり受けるべきことを紹介します。
応募先からあなたへのフィードバック
まず、最も重要なのが面接のフィードバックです。
面接官からみたあなたの印象をエージェントが聞いてくれますので、その内容は真摯に受け止めましょう。
当然不合格になってしまった場合にはフィードバックの中で良かった点は引き続きアピールすれば良いですし、反省点はしっかり対策して次の面接に臨むことで合格率を上げることができます。
逆に合格となった場合にもフィードバックは受けておくことをオススメします。
なぜなら、複数社内定が出た時に比較材料とすることができるからです。
例えば合格した2社のフィードバックのうち、評価された点を比較してみれば、入社後に何を求められているかが分かります。
そうすればより自分の力が発揮できそうなことを求められている会社を選べば良いというわけです。
面接を受けてみて感じた応募先への印象
次に、エージェントから面接を受けてみて感じた応募先への印象を聞かれることがあります。
「面接の感想」とも言えますね。
この場合、入社したいと思っているならハッキリと「働いてみたくなりました」と伝えましょう。
中途採用なので志望度によって不合格が合格になることはほぼありませんが、意外にも面接官が採用を迷っている場合に「あとは本人のやる気次第」ということもありますので、志望度を伝えておいて損はありません。
次の求人への応募
最後に、次の応募をすすめられることがありますが、無理に応募しないでください。
この時点では求人の詳細を確認してから「自分で」応募するかどうか判断しましょう。
そうしなければ、もし自分に合わない会社に入ってしまった場合、自分で選んでいないため後悔することになり、また大変な転職活動をする羽目になってしまうかもしれません。
そうならないために、以下、転職エージェントを利用する時の心構えを紹介しています。
転職エージェントを利用するときの心構え
転職エージェントは「パートナー」であることを意識して利用しましょう。
どういうことかというと、転職エージェントは、紹介した人材が契約している企業に入社すれば企業からの報酬を受け取ります。
そのため転職希望者は無料で転職支援を受けることができます。
なので本来転職エージェントと転職希望者はWin-Winの関係にあるはずです。
しかし、転職希望者が、エージェントは転職のプロだからといって教えを請うような心構えで利用すると、言われるがままに応募してしまい転職エージェントの「商品」となってしまいかねません。
そうならないためにも、あくまで転職エージェントは「情報提供者」だと考えてください。
例えば転職エージェントの主なサービスは求人の紹介ですが「そちらのサービスを利用して転職活動するから、求人の情報を提供してね」というスタンスで臨みましょう。
あくまで自分の希望を叶えるために能動的に情報を取りにいき、さらにエージェントから提供された情報も参考にしつつ転職活動を進めれば主導権を握ることができるでしょう。
あなたの担当者は信頼できるエージェントですか?
突然ですが皆さんは面接の合格率アップのために最も重要なことは何だと思いますか?
あなたを採用する会社の立場を想像して少し考えてみてください。
中途採用を行う会社は即戦力が欲しいので少しでも活かせるスキルや経験や知識を持つ人材が来ることを望んでいます。
ということは、答えはとてもシンプルですよね。
それは、会社が求める人材とあなたのスキル・経験が合うかどうかです。
あなたのスキルや経験がマッチする会社を受けることで、会社にとってあなたは喉から手が出るほど欲しい人材になれるのです。
つまり、転職活動で成功するためにあなたがすべきことは、求人内容を正しく理解し、いかにあなたのスキルや経験の中で求人に合うポイントを探してアピールするかということです。
それができれば合格率は確実に高まります。
そのためには、いかにして企業から情報収集するかが鍵となります。
ただ、企業が個人に求人の詳細情報を提供することはあり得ませんので、どうしても転職エージェントの力を借りる必要があります。
ということは転職活動の成否はあなたの担当となったエージェントの求人の詳細と応募者の経験やスキルを理解する能力次第ということになりますが、エージェントの中にはノルマ達成のために人材を商品としてしか考えていないエージェントもいます。
そんな風に考えていないとしても、エージェントにも能力の差があるというのは事実です。
そこで私が採用担当の経験からどんなエージェントなら信頼できるかについて考えて、エージェント信頼度チェックリストを作りました。
このチェックリストを使えば既についている担当者が信頼できるか確認できますし、信頼できないとしたらこれから頼るべきエージェントの条件も分かりますので是非一度チェックしてみてください。