人間関係

同期との人間関係に悩む新入社員に伝えたいこと|合わないなら群れなくて良い

新入社員ですが、同期と合わないんです。同期でランチに行ったり、飲み会開いたり、休日もみんなで遊ぶことがあるんですが、正直ノリについていけないこともあってしんどいです。あまり同期と群れたくないのですが、やはり仲良くした方が良いでしょうか?

そのお悩み、新入社員あるあるですね。

毎年新入社員を見ていると、同期の集団に群れない新入社員もいます。

それに私自身も同じような経験をしましたが、10年経った今振り返ると、悩まなくてよかったなと思います。

この記事では、同期と合わないと思った時の対処法や群れたがる理由と仲良くすべきかについてお伝えします。

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新入社員だけど同期と合わなくて人間関係に困る時の対処法

私も新入社員の頃、同期のノリについていけず悩んだ経験があります。

同期と「合わないかも」と思った経験

私の同期は当時50人くらいいたんですが、有名大学卒、留学経験あり、コミュ力が高くて自分が何で採用されたのかと思うくらい気後れしてしまいました。

飲み会でも馬鹿騒ぎしていたのですが、私はそういうノリが苦手だったので同期とは合わないのかも…と思いました。

その一方で、社会人生活も住所も人間関係も初めてばかりだったので、同期から外れたら困るのではないかと不安で無理矢理同期のノリに付き合っていたのです。

最初は同期でノリを合わせようとするもの

そんな状態で渋々同期と付き合っていた私ですが、実は少しだけ気の合う相手がいました。

飲み会には引き続き参加していましたが、無理にノリを合わせず基本的には彼と話していました。

しばらくして半年くらい経った頃だと思いますが、だんだんと飲み会が落ち着いてきたんですね。

そこから不思議と入社直後のような馬鹿騒ぎもなく、しっぽりと飲むようになっていったのです。メンバーは変わっていないのに。

あとで気づいたのですが、同期は元々馬鹿騒ぎする性格じゃなかったようで、人間関係ができたてだったこともあり、最初に騒いだメンバーに私以外の同期も合わせようと頑張っていたようです。

こんな感じで、最初に合わないなと思っても、徐々に落ち着いていくケースもあるということがわかった経験でした。

そして、実際仕事をする上で同期と仲良くしておく必要はないことにも気が付きました。

同期と合わないと思った時の対処法

この経験からわかった同期と合わないと思った時の対処法は以下の通りです。

  • 無理に合わせようとしない
  • 気の合う相手を見つけて付き合えば良い

あとは時間が経つのを待つだけで、落ち着いてくるかもしれないし、落ち着かないとしても無理に合わせる必要はありません。

対処法といっても特に積極的に何かをする必要はないということですね。

新入社員が同期と群れたがる理由

新入社員は同期で群れたがる性質があるようです。

これは私が何年も新入社員の受け入れや教育を担当してきた経験則ではありますが参考にしてください。

いつでも群れる新入社員

私の勤め先では入社直後に新入社員の集合研修を行います。

その時は当然新入社員しかいないので一緒にいてもおかしくはないでしょう。

ですが、社員寮から何人も群れて一緒に通勤している光景を見て少し驚きました。

しかも、集合研修が終わってもしばらくは同期で固まって通勤する状況は続きました。

同じところに住んでいるので時間的にも合うからかもしれませんが、仕事くらいひとりで行ったらどうかと思います。

新入社員は人間関係に不安だから群れたがる

ですが、半年もすれば急に新入社員の集団がいなくなるんですよね。

これも不思議なことですが、ちょっと考えれば自然なことです。

なぜなら新入社員って、特に入社直後は不安だしストレスも大きいですよね。

そんな中で気兼ねなく話せる同期がいれば、多少しんどいことがあっても仕事に慣れるまでの期間を乗り切ることができます。

そういう意味では一緒に通勤する時間は大切なのかなと思います。

なので、一緒にいなくても大丈夫だし、群れたくないというのなら特に一緒にいる必要もないわけです。

彼らにとって意味があるから一緒にいる。それだけなんですね。

新入社員は同期と仲良くすべき?

新入社員は同期と仲良くなる必要はあるのでしょうか。

無理に仲良くなる必要はない

結論から言えば、無理に仲良くなろうとする必要はありません。

私の経験からお伝えした通り、気の合う同期とは自然と仲良くなりますし、逆に仲良くなろうと思ってなれるものでもありません。

例えば学生時代のことを思い出してください。

仲良くなった友人はどのように仲良くなりましたか?

意識的に仲良くなった友人はいますか?

はじめはどちらかから声をかけたのでしょうが、仲良くなるのにあまり意識したことはなかったのではないでしょうか。

職場の人間関係もそれと同じだと思っていて大丈夫です。

同期の人間関係に救われることもある

「群れたくなければ群れなくてOK」「無理に仲良くしなくてOK」と言いましたが、決して独りの方が良いと言ってるわけではありません。

それは、仕事生活では同期というだけで快く助けてもらえることがたくさんあるからです。

同期がいるとどんな良いことがあるかリストアップしてみます。

  • 分からないことを気軽に聞くことができる
  • 多少無理な頼みごともお願いできる
  • 普通では教えてもらえない情報もこっそり教えてもらえる
  • 協力して組織を動かすことができる

私の勤め先の役員も、同期があちこちで組織のトップになっているから協力して会社を動かせると言っていました。

いつになっても同期は自分の力になってくれるということですね。

こうした良いこともありますので、合わないと思っても、わざわざ嫌われるようなことはしないようにしましょう。