辛い

仕事が暇で辛い!辞めたい新入社員の将来のために試してほしいこと

新入社員として4月に入社してバリバリ働くつもりだったのに、上司や先輩に放置されて毎日暇です。辞めたくなってきたのですが、どうすれば良いでしょうか?

仕事がないのに一日8時間近くデスクにいなければならないって、つらいですよね。
でも、時間の使い方次第ではあなたにとって、暇な時間がチャンスになるかもしれません。

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新入社員時代に暇で辛かった私の経験談

新入社員時代、私も暇な時期を半年ほど過ごした経験があります。

与えられる仕事は簡単な作業を少しだけ。午後は放置され眠気に耐える日々

与えられる仕事は基本的に作業だけで試行錯誤する必要もなく、作業量も多くはなかったのですぐに終わってしまいます。

もちろん毎日定時上がりなので、それ自体良いことかもしれませんが、私にとって最もつらかったのは眠気に耐えることでした。

通勤に時間がかかるので毎朝6時前に起きる必要があったのですが、学生時代に昼まで寝ていた私としては早起きして会社に行くとすぐに眠くなってしまうのでした。

特にやることが何もない昼休み明けは地獄で、上司から渡された資料を読んでいても眠くなるばかりなので、眠気覚ましに何度トイレに行ったことか…。

同期や友人の仕事の話を聞いて不安に

一方で忙しそうにしている同期を見たり、お盆休みに帰省した時に学生時代の友人から愚痴
混じりでもなんだか楽しそうな仕事の話を聞くと「何のスキルも経験もできていない自分はこのままで良いのか…?」と思うようになりました。

私の仕事は雑用仕事か社内にしか関係ない仕事だったので、この会社がなくなったら生きていけない人間になってしまうのではという不安が襲いました。

ですが半年も経過していなかったので、辞めることなど考えられず悶々と暇な毎日を過ごしていました。

そんな状態が半年ほど続いた頃、少しずつ作業量が増えていきました。

また、上司が出席する会議にも同席させてもらい少しずつ暇な時間が減っていったのです。

そして、入社1年目の12月には繁忙期ということもありましたが、結構ヒィヒィ言いながら残業をするほどになっていきました。

今思えば私の場合、完全な取り越し苦労だったと思います。

ですが、暇すぎて不安になり、辞めたいと思う気持ちもよくわかります。

そして、社会に出て10年以上経った今、新入社員が暇になってしまう理由や、暇な時もっとやっておけばよかったと思うこともあります。

この記事では以下、そんな話をしていきたいと思います。

新入社員が放置されて暇になる理由

人事として様々な人と話をしたり、私自身が部下を持つことで、新入社員が暇になってしまう理由がわかってきました。

閑散期である

単純に部署全体な仕事がない時期があるのかもしれません。

この場合、新入社員だけでなく他の人たちも仕事がないはずで、暇そうにしていたり早く退社したりしているでしょう。

ただ、少なくともルーティン業務があれば定時内に何もやることがないという社員は少ないと思います。

新入社員にできる仕事がない

ある一定の知識やスキルが身についた後でなければ新入社員にできる仕事がないという部署もあります。

その場合、研修や実習を通じて早期に戦力化するのが会社としてやるべきことだとは思います。

新入社員にも給料は発生しているわけなので…。

新入社員のキャパを把握していない

上司が新入社員がどれくらいのレベルの仕事をどれくらいの量こなせるか、把握していない可能性があります。

把握しようとして、まずは簡単な仕事を少しずつ与えていく方針なら良いですが、何の意図もなく仕事を与えないとすれば問題です。

新入社員の暇な時期は一時的?

私の経験談も含めて考えると、新入社員の暇な状態は一時的なものである可能性が高いです。

なぜなら新入社員にも労務費(給料や社会保険などの会社が負担する費用)がかかっているので、仕事をしてもらわないとその労務費が無駄になってしまうからです。

もちろん、いきなり成果を上げることは無理なので徐々に成果を出せるように育成する必要があるので最初は暇、というケースが多いというわけです。

上司や先輩が忙しすぎて放置・暇が続くこともある

一方で、放置される期間が長引く場合があります。

それは、上司や先輩が忙しすぎる場合です。

暇なだけならまだマシですが、ひどい職場では仕事を丸投げした上に放置されるケースもあります。

特に出張の多い部署ではそのようなケースが発生しやすくなります。

たしかに忙しいのはわかりますが、何のために新入社員を配属したのかわかりません。

これまで人事として現場を見てきましたが、人を育てる力や余裕のない組織は忙しい状態がずっと続きます。

それどころか、人がいるからという理由で、組織としての能力は上がっていないのに仕事ばかり増えてしまうので、ますます激務になっていきます。

このような状態に嫌気が差している新入社員は早めに見切りをつけた方が良いかもしれません。

放置・暇で辞めたい新入社員は仕事中どうすれば良いか

辞めたいほど暇なら、まずは上司や先輩に手伝えることはないか聞いてみましょう。

伝わりにくければ、暇すぎてつらいことをストレートに伝えてみるのも一つの手です。

この記事を読んでいる方は、「それでも仕事がないし放置されている」ということだと思います。

そんな人にお伝えしたいのは「仕事が暇な時は社外に目を向けよう」ということです。

以下、私自身が仕事が暇な時にもっとやれば良かったと思うことも含めてお伝えします。

社外の関連情報を収集する

暇な時には自分の部署の所掌業務に関する社外の情報を収集することをオススメします。

例えばあなたが人事部門にいるとしたら、最近の人事施策のトレンドは何か、インターネットや業界誌や専門誌などで調べてみましょう。

そうすることで、いざ仕事で新たな提案をする必要が出てきた時にも温めていたアイデアを使うことができます。

最初のうちは前任者から引き継いだ業務をするしかないと思いますが、いずれ改善や企画を求められる時がくるはずです。

そして何より社外でも通用する知識を得られるわけなので、いざ転職したいと思った時に役立ちます。

今市場で求められるスキルや経験を把握する

こっそりオススメなのが、転職サイトに登録して自分の業界や職種でどんな人材が求められているのか調べてみることです。

そうすることで、今身につけるべきスキルや知識、そして経験を知ることができます。

そして、それらを身につけるには今どんな業務をすべきか、どんなことを勉強しておけばよいか考えるヒントにもなりますよ!

この場合のおすすめは、とにかく情報量の多さということでリクナビNEXTミイダスです。

特にミイダスは自分の適性とマッチする求人がわかるので、今自分がどんな業界や企業に転職できる状態かわかるので、これから身につけるべきスキルや経験を把握できます。

 

この2つに登録して情報収集しておけば大きなトレンドはもれなく把握できるはずです。