人間関係

教育係の顔色が気になる新入社員は仕事と事実だけに集中しよう

新入社員ですが、教育係の先輩の顔色が気になります。私のせいなのか、他の人に対してか、プライベートなのかわかりませんが不機嫌だと不安です。

先輩、特に教育係の人が不機嫌だと新入社員にとっては困りますよね。

仕事でつまづいた時には教育係に教えてもらわなければなりませんが、いちいち顔色を伺って仕事をしていたら進みません。

そこでこの記事では教育係の先輩の顔色ができるだけ気にならなくなるような思考と行動をお伝えします。

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教育係の先輩の顔色が気になる理由

先輩の顔色が気になるのはどうしてでしょう?

それがわかると少し解決のヒントが見えてくるかもしれません。

過去の経験が影響している

教育係の先輩の顔色が気になるという方は、その先輩だけでなく誰に対しても基本的に顔色を伺っているのではないでしょうか?

もしかすると、幼少期に親や家族から怒られたり、親が不機嫌なことが多くて人の顔色を伺う癖がついてしまっているのかもしれません。

もしそうだとしたら、人の顔色を伺ってしまうというのは仕方ないことです。

まずはそんな自分を嫌いにならずに「そうだよね。気になってしまうよね」と認めてあげることが第一歩です。

ミスをして迷惑をかけるという不安がある

新入社員はミスしてしまうものですが、ミスした時にカバーしたり指導するのは教育係の役目です。

だからこそあなたは教育係に迷惑をかけてしまうのではないかと不安や申し訳なさを抱えているのかもしれません。

そんなあなたはとても責任感のある新入社員だと思います。

ミスしてもなんの悪びれもなく仕事を続ける人はいますから、教育係としては良い新入社員をもったと思います。

一人で仕事ができる自信がない

教育係の顔色を伺うのは、教育係が不機嫌になってしまうと仕事を教わりにくくなってしまうからです。

つまり、一人で仕事をする自信さえあれば困らないわけですね。

ですからそのうち仕事ができるようになってくれば、教育係の顔色は気にならなくなるかもしれません。

教育係の先輩が不機嫌になる理由

先輩が不機嫌だと、理由を知りたくなると思います。

体調不良

体調が悪いとどうしても明るく振る舞うのは難しくなります。

もしかすると、しんどくて不機嫌に見えてしまうだけかもしれません。

女性の場合、生理前のPMSがひどくてイライラしている可能性も考えられます。

ただ、いつも不機嫌ということになると体調不良の可能性は低くなりますので他の理由を考えた方がよさそうです。

誰に対しても不機嫌

不機嫌な態度をとられているのは自分だけと思っているかもしれませんが、中には誰に対しても愛想がない人はいます。

その場合、そう見えるだけで本人としては不機嫌な態度をとっている意識がないこともあります。

つまり、不機嫌な理由というよりも、その人は不機嫌ではないということになります。

かまってほしい

個人的に多いと思うのが、かまってほしいという理由です。

あるいは何か察してほしいという気持ちのあらわれです。

いずれにせよ、こうした「不機嫌によって人をコントロールしようとする人」がいます。

めんどくさいですよね。

このような相手には、本当に不機嫌に付き合う必要があるのか考えてみることが大切です。

もしかすると誰か別の人に仕事を教えてもらえば良いかもしれないし、周りの人たちも「あの人めんどくさい」と思っていることがわかればサポートを求めることもできるはずです。

教育係の顔色が気になった時の対処法

どうしても人の顔色を気にしてしまってしんどいという方もいると思います。

そういった場合には、基本的に自ら行動するしか状況を変える方法はありません。

具体的には以下の通りです。

声をかけてみる

まずは「どうしましたか?」「体調不良悪そうですが…」と声をかけてみましょう。

そうすると何かしら反応はあるはずです。

ただの体調不良ならそのように言うでしょうし、無意識なら「…?なんでもない」というでしょう。

かまってちゃんの場合には、声をかければ気に済む人と、さらに相手を支配しようとする人がいます。

事実だけを気にする

不機嫌な態度をとられているかどうかは、ハッキリ言って受け止め方の問題です。

ですから相手が不機嫌だからといって、自分に非があるかどうか不安になるのではなく、自分に非がないのであれば堂々としていれば良いのです。

自分に非があるのなら謝る。それで良いと思いませんか?

人の気持ちというのはいくら察しようとしても限界があります。

であれば、事実だけに目を向けて生活していきましょう。

自分にどうしようもできないことは気にしない

人の気持ちというのは自分の力ではどうにもできません。

そうなると、いくら相手の顔色を伺ってもキリがありませんよね。

このように自分にはどうしようもないことは諦めるのが手っ取り早い解決方法です。

せめて、顔色を伺ってビクビクするのではなく、どんな時に機嫌が良いか観察して自分にできることをするというくらいで良いでしょう。

むしろ、そこまでしている自分を褒めてやってください。

仕事に集中する

最後は仕事に集中することが一番の解決方法かと思います。

仕事ができるようになって自分の味方が増えればかまってちゃんは孤立していきますし、もしあなたの仕事のできなさに不機嫌になっているとしたら、そのまま解決になります。

そして、会社で優先すべきは顔色ではなく仕事を進めることです。

仕事を進めることだけを強く意識して我慢して接するのも良いですし、相手の機嫌が悪い時は一人でできる作業をして、機嫌がマシな時に相談するなど工夫するのも良いでしょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事では、

  • 教育係の顔色が気になるのは不安や自信のなさ、幼少期の経験によるものかもしれない
  • 不機嫌になるのは体調のせいかかまってちゃんか、実は不機嫌ではない可能性もある
  • 顔色が気になる時はビクビクしてないで自ら行動を起こすべき

ということをお伝えしました。

皆さんの会社生活のお役に立てれば嬉しいです。