転職全般

転職するなら今が絶好のタイミング【現役人事が理由を説明】

転職したいけど、今活動した方がいいのかな。景気が良くて労働力不足って聞くけど…。転職しやすいタイミングを教えて!

その答えは「今」とハッキリ言います。

決して煽っているのではなく、私自身が中途採用担当として転職エージェントと接したり、面接官として求職者の方とお話する中で実感しています。

この記事では、現役人事の私がなぜ転職するなら「今」だと考えるのか説明します。

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転職のタイミングは今だと考える理由

一昔前の感覚では、転職と聞くとハードルが高く感じると思いますが、そんなことはありません。

ハッキリ言って、今の市場環境ならある条件を満たせば簡単に転職できちゃいます。

これは実際に中途採用業務をする中で「本当に人の取り合いだな」と感じますし、データを見ても明らかです。

現在、中途採用求人倍率は2.8倍です。つまり転職活動すれば2〜3社内定をとれるイメージです。

なぜこんなことが起きているか簡単に説明すると、生産年齢人口の減少が進んでいるにも関わらず、景気が回復し始め労働力が必要になっているからです。

生産年齢人口の減少とは?

今後約50年にわたって、人口は減少していきます。

少なくとも今20代・30代の人が定年を迎えるまでは人口は減り続けると予測されていますが、どれくらい減るかご存知でしょうか?

生産年齢人口といって16歳~64歳までのいわゆる労働力となれる人口が、2015年が7728万人だったのに対して、2040年までに6000万人まで減少すると言われています。

25%減少する見込みですが、簡単に言えばあなたの職場に10人いるとしたら7~8人になってしまうということです。

ただでさえ忙しいのに、2人も3人も減ってしまったら大変なことですよね。

それを防ぐために企業同士、人の取り合いになるわけですから、どんどん転職者に有利な時代になっていくことがわかるかと思います。

つまり、どんどん転職希望者に有利な社会になっているというわけですね。

煽ってるように聞こえるかもしれませんがこれは事実です。

大企業から大企業に人が動いているわけでもありません。中小企業から大企業への転職者もたくさんいます。

ただしこの売り手市場の状況がいつまで続くのかは分からないのが正直なところです。

私の勤め先でも、急に大量採用し始める事業部があったと思えば2年ほどで充足したということで募集が終わりました。

そういう意味で、いつ売り手市場の状況が終わるか分からないので「今」が転職のチャンスとお伝えしたいのです。

あとで説明しますが、本当に転職するかどうかは別として、少なくとも転職エージェントや求人サイトに登録して情報収集するのは必須だなぁと採用に携わる立場としても思うところです。

良い条件の会社に転職するための方法とは?

転職するなら今より条件の良い会社に転職したいけど、いくら売り手市場だからって中小に勤める私には無理ですよね…。

転職フェアなどに参加して転職を迷っている方と話す機会があります。

話をしていると、今の会社の規模が小さかったり給料が低いからといって、給料の高い大手企業に転職できないようなイメージを持つ方がいますが、そんなことは全くありません。

欲しいのは、あなたがしてきた経験やあなたがもつ知識やスキルです。

であれば、今の会社の規模や給料など何の意味があるのでしょう?

私がオススメする転職ノウハウの通りに転職活動を進めれば、あなたが思ってもいなかった大企業にも転職することは可能です。

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転職ノウハウを知ることは人生のリスクヘッジにもなる

それでも今すぐというのはちょっと…。

そんなあなた。将来会社が傾いたときや、体調を崩したときなど、追い詰められた場合のリスクヘッジという意味で転職ノウハウを学んでおくことは大事なことです。

特に注意してほしいのが、介護で親元に戻らなければならないケースや何らかの理由で配偶者の地元に戻らなければならないといった、勤務地を変える必要がある場合です。

勤務地を変えるには転職するしかない場合が多く、実際、転職理由としても多いです。

転職しても条件の良い会社に入りたいからといって転職活動を長く続けることができないこともあるでしょう。

人生何が起こるか分かりませんから、急に転職を余儀なくされた時に備えて求人サイトに登録して情報収集したり、転職エージェントに登録して信頼できるエージェントを探しておくことをオススメします。

製造業への転職にオススメの転職エージェント
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転職活動のすすめ

それでも転職に迷いがあるという方には、転職活動をオススメします。

今の会社を辞めて別の会社に入ることを「転職」と呼ぶとして、私がすすめているのは求人サイトで情報収集をしたり、転職エージェントに登録して実際の求人に応募してみることです。

先に転職ノウハウを学ぶことがリスクヘッジになるとお伝えしましたが、転職ノウハウを学ぶには転職活動をすることが最も効率的な方法です。

実際に転職活動の中でエージェントや中途採用を行う会社の人事担当者・募集部門の人と話すことで、これからすべき経験や身につけるべきスキルや知識がわかります。

ですから、時には面接を受けてみることも有意義です。

自分を求める会社があるのか、つまり自分には市場価値があるのかを知っておくことで、本当に今の会社に居続けるべきなのか、居続けるとしても自分の市場価値を高めるために何をすべきか考えるきっかけにもなりますよ。

まとめ

今回の記事をまとめると次の通りです。

  • 圧倒的売り手市場の「今」こそ絶好の転職するタイミング
  • 転職ノウハウを身につけておくことは人生のリスクヘッジになる
  • 転職ノウハウを身につけるには転職”活動”が最も効率的

以上、今このタイミングで転職をすることは得になることはあっても損することはありません。

むしろ将来が不透明な日本社会においては転職活動は経験しておくべきということがわかったと思います。

本サイトでは現役人事の私が、転職ノウハウを公開していますので、是非ご覧ください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。