転職全般

在職中に転職する場合、転職先への入社日はどう設定すれば良い?

面接で入社日について聞かれたらどうしよう。すぐにでも転職したいんだけど、実際にはいつ辞められるかわからないし…。誰か在職中の転職の入社日設定について教えて!

現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!

私はとある企業の中途採用担当として、数百人の面接を担当し、入社した方から転職の成功談・失敗談を聞いてきました。

そして、様々な転職エージェントとも関わる中で転職活動に関するノウハウを聞いてきました。

このような採用活動の中で仕入れた情報に加えて、採用担当者の視点や経験に基づいてその疑問にお答えします。

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在職中に転職する場合、転職先への入社日はどう設定すれば良い?

面接の中で入社可能日について聞かれることがあります。

多くの企業では合否に関係なく聞かれることが多くなりましたが、中にはそれが合格フラグであることもありますので下手に答えたくないですよね。

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この記事では在職中でいつ入社できるか曖昧な場合にどのように設定すれば良いのか、また面接ではどう答えれば良いのかについてお話しします。

就業規則は必ずチェックしておこう

まずは現実的な制約を確認することが重要です。

就業規則には必ず、「退職するなら○週間前に申し出ること」という決まりがありますので確認しておきましょう。

2週間から1ヶ月前に申し出るというのが一般的です。

面接で入社日を聞かれた時の答え方

面接官をしていると、後任への引き継ぎも含め2ヶ月後になると答えられることが多いです。

また、後任となる人がいない場合には3ヶ月程度かかることもあるようです。

ただし上司の意向に左右されることがあるため、トラブルなく退職するためにも「入社可能日は2〜3ヶ月後と考えていますが、上司に退職を申し出てから判断したいので後日連絡させてほしい」と面接の場では伝えることをおすすめします。

「早く入社できる」と言えば良い?

募集部門としては早く入社してほしいというのは確かですが、在職中にも関わらず「明日にでも入社できます!」と言うのは避けた方が良いでしょう。

確かに心意気があるのは良いことですが、辞められる立場だったらどうでしょう?

何の引き継ぎもせず、ポンと飛び出されたらたまったもんじゃありません。

採用側はそんな人を受け入れたいと思いますか?思わないでしょう。

このように、早く入社できると答えれば良いというものではありません。

ですから入社可能日を聞かれたら「明日にでも御社で働きたいほどですが、後任への引き継ぎが完了後の○月頃までお待ちいただけないでしょうか?」というように答えましょう。

逆に、2〜3ヶ月よりも入社までの期間が長くなることもあります。例えば半年後になるという場合に面接官はどう感じるのでしょうか。

次の記事で詳しくお話ししていますのでご覧ください。

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後で入社日を変えることができるのか?

一度決まって、既に転職先へ伝えている中で入社日を変える必要がある場合もあるでしょう。

そこで、入社日を早めたい場合遅くしたい場合に分けて記事を書きました。

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あなたの転職エージェントは信頼できますか?

突然ですが、転職活動を成功させるための最重要ポイントは何かご存知ですか?

あなたを採用する会社の立場を想像して少し考えてみてください。

中途採用を行う会社は即戦力が欲しいので少しでも活かせるスキルや経験や知識を持つ人材が来ることを望んでいます。

ということは、答えはとてもシンプルですよね。

それは、会社が求める人材とあなたのスキル・経験が合うかどうかです。

あなたのスキルや経験がマッチする会社を受けることで、会社にとってあなたは喉から手が出るほど欲しい人材になれるのです。

つまり、転職活動で成功するためにあなたがすべきことは、求人内容を正しく理解し、いかにあなたのスキルや経験の中で求人に合うポイントを探してアピールするかということです。

それができれば合格率は確実に高まります。

そのためには、いかにして企業から情報収集するかが鍵となります。

ただ、企業が個人に求人の詳細情報を提供することはあり得ませんので、どうしても転職エージェントの力を借りる必要があります。

ということは転職活動の成否はあなたの担当となったエージェントの求人の詳細と応募者の経験やスキルを理解する能力次第ということになりますが、エージェントの中にはノルマ達成のために人材を商品としてしか考えていないエージェントもいます。

そんな風に考えていないとしても、エージェントにも能力の差があるというのは事実です。

このような観点で、あなたの担当者は信頼できるエージェントでしょうか?

そこで、私の採用担当の経験からどんなエージェントなら信頼できるかについて考えて、エージェント信頼度チェックリストを作りました。

このチェックリストを使えば既についている担当者が信頼できるか確認できますし、信頼できないとしたらこれから頼るべきエージェントの条件も分かりますので、是非一度チェックしてみてください。

まだ転職エージェントに登録していない方もこれから登録する際、失敗しないように必ずチェックしてくださいね。

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