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仕事が辛い時に見直すべき4つのこと【仕事には向き不向きがある】

現役メーカー人事のはなごえ(@haru_dadd)です。

仕事が辛い・辞めたい方、自分の能力が低いせいだと思っていませんか?

仕事が辛いのは、能力が無いからではなくあなたに合っていないだけかもしれません。

適材適所という言葉の通り、ある部署で鳴かず飛ばずだった人が異動した途端に成果を上げることはよくあります。

この考えに基づき、本記事では仕事が辛いときに見直すべきことを紹介します。

仕事には向き不向きがある

仕事が辛い時、どうしても「自分の能力が低いのでは」と思ってしまいがちです。

でも、それは半分正解で半分間違いです。

なぜなら、仕事が辛いのは向いてない仕事をしている可能性があるからです。

ですから、仕事を辞めようと思うほど悩んでいる方も、仕事の向き不向きをチェックして異動や担当替えをすることによって、会社を辞めなくて済むかもしれません。

私は企業の人事担当として勤務しています。

そこで多くの働く人々を見てきた経験を基に、あなたの悩みにお答えします。

仕事が辛い時に見直すべき4つのこと

仕事が辛い時に見直してほしい4つのことをリストアップしました。

仕事が辛いのは、その仕事に向いていない可能性があるとお伝えしましたが、向き不向きを確認する前に前提を押さえてください。また、外部要因にも影響を受けますので合わせて説明します。

  1. 前提:人間関係が悪い職場ではどんな仕事も辛くなる
  2. 仕事のベクトル
  3. 仕事の種類
  4. 外部要因

前提:人間関係が悪い職場ではどんな仕事も辛くなる

まず、向き不向きの前に仕事へのモチベーションに大きな影響を与える大前提があります。

それは人間関係です。

どんなに仕事が向いていても、人間関係によって仕事が辛くなってしまうことがあります。

仕事自体は向いていても、上司から理不尽に詰められたり、先輩から提案を否定されたりすると、仕事ではなく人間関係が気になってエネルギーを消耗してしまうからです。

私自身、今でこそ人事の仕事は楽しいですし自分でも向いていると思うのですが、若手の頃は厳しい先輩の指導が辛かったことを覚えています。

何をするにもビクビクしながらお伺いを立て、後で何か言われないために半分義務感で相談していました。(反面、多くのことを教えてくださったので、今となってはその先輩に感謝していますが)

ですからまずは仕事の向き不向きの前に、仕事が辛いのは人間関係に原因がないか確認してみてください。

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仕事の向き不向きを知るためのチェックポイント2点

仕事の向き不向きは下記の2点をチェックしてみると分かります。

  • 仕事のベクトル
  • 仕事の種類

以下、説明します。

仕事のベクトル

仕事のベクトルとはポジティブな方向性なのか、ネガティブな方向性の仕事なのかということです。

ネガティブというのは決して自分が嫌な仕事をするという意味ではなく、トラブル対応やリスクの未然防止など会社としては必要だけど直接利益にはならない仕事のことです。

数字で例えると「0→1」なのか「-1→0あるいは0を維持」なのかという違いです。

「ネガティブな仕事なんてやりたい人いるの」と思うかもしれませんが、ポジティブな仕事よりもやりたい人は少ないと思いますが、実は得意だという人は多いはずです。

なぜなら日本人は何かを生み出すよりもPDCAを回して改善するのが得意だからです。トラブル対応や防止策の検討はある程度正解があり、その正解に向けて対応していくことが多いですよね。

ポジティブな仕事は創造力が必要で、しかも誰もやったことのない仕事なので推進するには説明力も必要です。

そして正解がないので試行錯誤しながら成果を出せる方法を見つけていく根気や成果が出ないプレッシャーに耐える忍耐力も必要なので、ポジティブだからといって決して楽なわけではありません。

逆にネガティブな仕事は「できて当たり前」の仕事をこなす正確性や、緊急トラブルのように現場で迅速な対応をするための判断力や顧客から怒られた時に耐える忍耐力が必要です。

仕事が辛い人はまず、それぞれの仕事に必要な能力が自分に備わっているのか確認してみてください。

仕事の種類

次に仕事の種類にも向き不向きがあります。

ここでいう仕事の種類とは、企画系の仕事と運用・作業系の仕事です。

企画系の仕事は基本的に「考えること」が仕事となります。

ゼロから何かを生み出すことはできませんので、考えるためには様々な知識をインプットする必要があります。そして知識を組み合わせてアウトプットに変えなければならない。AとBをインプットして新たにCをアウトプットするイメージです。

一方、運用・作業系の仕事もインプットは必要ですが、インプットしたことを正しく処理することを求められます。

単純化して言えば、「この時はこのボタンを押す」と教えられたらその通りに行動するというように、AをインプットしてAをアウトプットするイメージです。

あなたもどちらかが得意なはずです。今辛いと思っている仕事の種類はどちらでしょうか?

外部要因

仕事のストレスは要求度×裁量度×社会的支援で変わると言われています。

これを「カラセックの職業性ストレスモデル」と言います。

それぞれの要素の意味は下記の通り。

  • 仕事の要求度:上司から求められる仕事の質や量。
  • 裁量度:自分の好きなように仕事を進めることができるかどうか(仕事の自由度)。
  • 社会的支援:上司や同僚のサポートがあるかどうか。

カラセックはこの3つの要素の掛け合わせでストレスは変わると言いますが、まずは要求度と裁量度によって、ストレスは下表のように変化します。

Karasek(1979)をもとに筆者にて作成

そして、表の中でストレスの高いとされている職場でも、上司や同僚のサポートがあればストレスは軽減されると言われています。

確かに要求度が高くて裁量もない仕事をしていたら気が滅入ります。でも上司や同僚が手伝ってくれるならストレスは軽減されるというのは感覚的に分かるかと思います。

このように、あなたの仕事が辛いのは「要求度・裁量度・社会的支援」という3つの外部要因(自分でコントロールできない要因)によって、そもそもストレスを感じやすい職場にいるからという可能性もあるというわけです。

仕事には努力して変わることと変わらないことがある

さて、仕事には向き不向きがあるということをお伝えしましたが、単純に向いていないからといって即職場を離れるのはちょっと疑問です。

先日、次のツイートをしました。

以下、深掘りしていきます。

得意なことがある人は環境のせいにしても良い

あなたに得意分野があれば、それを活かせる環境に移るのは問題ありません。

こういうことを言うと「逃げ」だの「裏切り」だの言う上司や同僚もいますが、それは部下の得意分野や向き不向きを知ろうともせずストレスの低い環境づくりを怠った人のいうことですから、耳を課す必要はありません。

それに自分の得意を活かせないのは社会全体としてもリソースの無駄です。

ですから私はどうしても社内に活躍できる環境がない、あっても異動できないのなら転職はありだと思っています。(人事の立場としては苦労するんですが…)

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一方、逃げというのは得意分野を持たず、努力することなく向いてないと思ったら即辞めてしまうことです。

嫌なことがある度に転職してしまうと、まともな会社では採用されなくなっていきます。

なぜなら、まともな会社は人材育成に時間をかけるためすぐ辞めたことがある人を採用したがらないからです。

一方採用されるのは、人材を使い捨てにするような、離職率の高い会社が多くなります。常に人材不足なので誰でも採用する状態だからです。

そんな会社に入っても長続きしませんからまた転職…と負のスパイラルに陥ります。

しかも離職率の高い会社は優秀な人材を流出させますので、経営も安定しません。そのため給料も安くなります。

このような状態にならないように、得意分野を一つでも作りましょう。

得意なことがない人は一つでも強みを持つ

得意なことがないという人は絶望しそうですが、意外と問題ありません。

なぜなら、これから得意なことを作れば良いからです。

あなたが20代・30代なら、これから40年近く働くわけですから今からでも全然遅くないですよね。

自分には無理だと思う方、希望を持ってください。

世の中の会社員はびっくりするくらい仕事以外で勉強していません。

嘘だと思うなら職場の人に「勉強したいので最近読んだ本でオススメを教えてください」と聞いてみてください。

パッと出てくる人はわずかだと思います。

そして、あなたがすべきことは「継続」です。

とにかく一つ決めたテーマを勉強するなり、練習するなり、まずはとにかく続けることだけを意識して取り組んでみてください。

最初はやっぱり絶望すると思います。でも今回は絶対にやめない。

例えば英語の勉強をすると決めたのなら、一日1単語しか覚えられなくても、文法を理解できなくても、とにかく英語と向き合うのです。

本当にこれで良いの?と思うかもしれませんが、それでOKです。

なぜなら、何かを習得するには、まずは習慣化することが重要だからです。

私自身、ひたすら継続するだけでブログ執筆を習慣化しました。記事ネタを考えるだけの日もあれば、100字くらいしか書けない日もありました。140字のツイッター以下でした。

それでも続けることで変化がありました。段々と書かないと気持ち悪くなってきたんです。歯を磨かないで寝るのが気持ち悪いと言えばイメージできるかもしれません。

意味のある継続とは行動+思考を繰り返すこと

習慣化したら次は、継続をもっと意味あるものにしましょう。

ただ続けているだけではどうしても時間がかかってしまうので、行動しつつ効率化するために思考しましょう。

例えば英語の勉強なら、どうすればもっと単語を覚えられるのか、リスニングできるようになるのか。

このようなことを自分で考えたり、ネットや本から情報収集して、継続していることに修正をかけていく。

そうすると、アウトプットのためにインプットすることになるので定着も早いし経験に基づいたノウハウが蓄積されていきます。

余談ですが、経験に基づくノウハウは、SNSやブログで共有して読者が増えると収益化も可能ですから、継続するなら記録を残しておくことをオススメします。

今から始めるなら資格取得が継続しやすい

何か始めたいけど、何から始めたら良いか分からないという方もいるのではないでしょうか。

私は資格取得をオススメします。

なぜなら資格取得にはパッと思いつくだけでも下記のメリットがあるからです。

  • 多種多様なジャンルがあるから自分が興味を持てる分野がある
  • 資格取得という目に見える成果がある
  • 仕事の役に立つ資格もあり、収入アップや独立も目指せる

さらに、資格取得したい人は世の中にたくさんいますから、先ほども言ったように継続して資格取得に関するノウハウが溜まったらそのノウハウを発信することもできます。

もちろん資格を取得できてなくても良いんです。発信していると仲間ができますので、モチベーション維持にも繋がります。