社会人経験が短くて面接で語れるほどのことがない…。中途採用面接で大学時代のエピソードを話しても良いのかな。
現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
私は中途採用担当として、数百人の面接を担当してきました。
そんな私が採用担当の視点でその疑問にお答えします。
Contents
大学時代のエピソードは第二新卒の転職以外はアピールにならない
第二新卒の中途採用面接であれば、面接官も話せるエピソードが少ないことは分かっていますので大学時代のエピソードを話しても問題ありません。
しかし、ある程度社会人経験があるにもかかわらず大学時代のエピソードしか話せないのは悪印象です。
なぜなら、働いてきて何も経験していないのかと思われてしまうからです。
ですから、面接官から話してほしいと言われない限り、大学時代のエピソードを自分から出すのはできるだけ避けましょう。
大学時代のエピソードは人柄・性格をあらわすための補足として話す
面接官が大学時代のエピソードを聞く場合もありますが、その目的は応募者の人柄・性格を知りたいからです。
人によりますが、大学時代は社会人と比べて素の自分でいられる時間が長かったと思われます。
また、ほとんどプレッシャーもないため行動しようと思わなければ何もしないことも可能です。
そのため、大学時代のエピソードはある意味応募者の本当の人柄や性格を表している可能性が高いので、面接官としては補足的に聞くことがあります。
ただやはり面接官が本当に聞きたいのは、上司・同僚・客先・会社のルールなど外部要因の多い会社生活の中でどんな働きをしてきたのかということです。
面接で話せるような社会人になってからの経験がないという方は?
自分には面接で話せるような社会人としてのエピソードがないと思っている方、本当にそうでしょうか?
あなたにとって面接で話せるエピソードがないとしてもそれはあなたの基準であって、聞く人にとっては貴重な経験かもしれません。
たとえ経験が珍しくないとしても、仕事のやり方人によって全く異なるはずです。
そもそも仕事のほとんどは誰でもできることなので、その仕事に対して何を感じ、どう考え、どのように行動したのか?が知りたいわけです。
例えば営業マンであれば同じ商品を売るという仕事でもやり方は違いますし、やり方次第で成果が変わりますよね。それは営業以外の職種でも同様です。
ありきたりな仕事だと思っても、何を感じ、どう考え、どのように行動したのか。この3点をセットで説明するようにしましょう。
エピソードは選考を受ける会社によって帰るべき
もう一つ経験を語る上でのポイントがあります。
それは、エピソードは会社が求める人材像に合わせて語れということです。
当然、面接官としてはどんな人材を採用するかという求める人材像を思い浮かべながら話を聞きますので、当てはまっていなければどんなに成果を上げた経験を話してもプラスになることはありません。
このように、面接官に刺さるエピソードを用意するためには求人のリサーチが必要です。
具体的には、選考を受ける求人で求められている人物像を企業に聞いてしまいましょう。
ただ、個人的に聞くことはできませんので、ここで転職エージェントの出番です。
転職エージェントを利用する本当の理由とは?
ところで皆さんは転職エージェントを利用していますか?
ここからは、既に転職エージェントを利用している方もそうでない方も最後まで読んでいただきたい内容なので流し読みはしないでくださいね。
転職エージェント利用の本当のメリットは、大量の求人を検索できることでもなく、面接対策してくれることでもありません。
それは「あなたが狙った企業の求人内容を詳しく知れること」です。
転職エージェントに依頼すれば、募集要項の裏にある背景や求められるスキルや人物像などの詳細を直接企業の採用担当者に聞いてもらうことができるんです。
というより、見る人によってはその会社の将来の戦略を予測できてしまいますので、求人内容の詳細は公開されておらず、転職エージェントでなければ教えてもらうことはできません。
ここまでの説明で転職エージェントに登録すべき理由をご理解いただけたでしょうか?
「早速登録しよう!」という方、ちょっと待ってください。
転職エージェントはどこでも良いから登録すれば良いというわけではありません。
なぜなら、転職エージェントに登録すると、あなた専属のキャリアアドバイザーがつきますが、そのアドバイザーが求人内容の詳細を正しく理解できる人でなければいつまでたっても結果は出ません。
ですから、転職エージェントには一度に複数登録して「この人だ!」と思えるアドバイザーがつく確率を高める必要があります。
「面倒だなぁ」と思いますか?
1社につき5分くらいで登録できますから3社登録しても15分程度です。たった15分で一生を左右するようなアドバイザーに出会えるかもしれないと思えば短い時間ですよね。
とはいえ闇雲に何社も登録すると、電話やメールが鳴りまくってどの求人にどのエージェントから登録したのかわからなくなったり、変なエージェントに登録して紹介された企業がブラックだった!なんてことになるリスクがあります。
そこで私が中途採用担当として実際に取引した中で、成約率の高い転職エージェントを紹介します。
早くそして確実に転職活動を成功させたい方は、是非次の記事をご覧ください。