現役メーカー人事のはなごえ(@haru_dadd)です!
この記事では、面接官の遅刻がよくあることなのか、入社すべきでないのかということが分かります。
私は中途採用担当歴5年。毎週のように面接官として面接に出席しており、数百人の候補者を見てきました。
そんな私が採用担当目線で疑問にお答えします。
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面接官が遅刻してきたけどよくあることなのか
これだけはハッキリと言いたいのですが、面接官の遅刻はよくあることではありません。
本来、ビジネスパーソン同士の関わりで相手の時間を奪うようなことはあってはなりませんよね。
確かに面接というのは会社が選考するので立場は上になってしまいがちですが、求職者の皆さんも会社を選ぶ立場にあることを忘れてはいけないはずなのです。
そう考えると面接官と求職者の関係は対等ですよね。
特に、今の中途採用市場が売り手市場であることはご存知でしょうか?
売り手とは求職者のことですから、求職者に有利な状況にあるということです。
なぜそんな状況になっているかというと「生産年齢人口」が減少しているからです。
中途採用市場が求職者に有利という話は次の記事で紹介していますので、是非知っておいてほしいと思います。
遅刻した面接官、謝罪しましたか?
あなたが最近面接官に遅刻されたとしたら、その面接官は謝罪しましたか?
一言でも「遅くなり申し訳ありません」というお詫びの言葉はありましたか?
ない場合にはその会社は常識外れの感覚を持つ人が多い会社かもしれません。
面接に来てくれた求職者に対して、そんな態度をとる会社は今の中途採用市場を理解していないということです。
売り手市場であるという情報は人事なら当たり前のように知っていなければいけないことですから、よほど外部の情報を取り入れていないんだと思います。
完全に遅れていますし、そんな会社は生き残ることはできないでしょう。
とはいえ面接官が想定外のトラブルにあうことはある
ですが、たまに面接官がトラブルに巻き込まれた結果、遅刻してしまうことはあります。
ただし、この面接官というのは人事ではなく募集部門の面接官のことです。
部長や課長など、募集部門の責任者が面接官となることが多いのですが、彼らには本業がありますから業務の中で緊急事態が発生して自分が対応しなければならなくなったり、重要な会議がどうしても長引いてしまうということは考えられます。
とはいえ遅刻はあってはならないことですから、ここで遅刻した面接官がお詫びするといった然るべき対応をとるか、チェックしておきましょう。
わざと遅刻して候補者を試しているケースもある?
ネットで「わざと遅刻して候補者を試している」なんて記事を見たことがありますが、まともな企業でこんなことやってる人はいません。
どんな反応なら合格なんでしょうか。
相手が遅刻してもニコニコ我慢していれば良いのでしょうか?
私だったら、人を不快にさせて反応をみるようなテストをする会社は御免です。
何より、前述したようにそんなことしたら辞退されるリスクが高い今の中途採用市場や会社の立場が分かってないことが致命的だと思うのです。
それか、よほど事業や製品に強みがあって応募者が絶えないのかもしれません。
面接官が遅刻した時の対応方法
では、実際に面接が遅刻して来た場合どんな対応をすれば良いのでしょう。
遅刻されたらイラッとするかもしれませんが、ここは「問題ありませんよ〜」と流しましょう。
何か理由があるのかもしれませんし、その後の面接官の対応も気になるところですし。
ただやはり、面接全体を通じて違和感が残るのなら丁重に辞退しましょう。
面接終了後、転職エージェントから辞退理由を聞かれると思いますが、辞退理由の一つとして伝えるくらいは良いかもしれません。
良い会社を転職エージェントに紹介してもらうには
以上、面接官が遅刻してくるのはよくあること?というテーマでお話ししましたが、そんな会社を紹介するエージェントもエージェントです。
やはり担当してほしいのは、良い会社を紹介してくれる転職エージェントですよね。
本サイトでは、会社のことをよく知る優秀なエージェントを見つける方法や中途採用担当として実際に取引した経験から自分なら利用したいと思うエージェントを紹介しています。
気になる方は是非、次の記事をご覧ください。
登録していないエージェントがあればもれなく登録しておきましょう。
またその中でも優秀な担当者を見つける方法は次の転職ノウハウ記事で紹介していますので是非ご覧ください!