面接官が知り合いだった!これってやっぱり有利?でも油断は禁物だよな…。
現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
中途採用担当歴5年。毎週のように面接官として面接に出席しており、数百人の候補者を見てきました。
そんな私が採用担当目線で疑問にお答えします。
この記事では面接官が知り合いだった場合、有利になるのかということ、合わせて注意点についても紹介します。
面接官が知り合いだったら有利なのか
面接官が知り合いの場合、有利になりそうな気がしますよね。
しかし、有利になるか不利になるかは、あなたと面接官の関係における評価によります。
評価とは「友人として」「同僚として」「取引相手として」など様々ですが、いずれにせよ、評価されていればより有利になるし、評価されていなければ余計に不利になります。
つまり、面接官の知り合いであることは合格の確率を増幅させることもあれば、不合格の確立を増幅させることになるのです。
考えてみてください。
以前同僚として働いていて「もっと頑張れよ」と思っていた相手が、応募者として現れたらどうでしょう。
例え華々しい経歴を「自分が中心でした」と言わんばかりに語っていたとしても、実際のところを知っているので不合格にしたくなりますよね。
ですから、初対面の面接官の方がニュートラルに判断してくれるので知り合いでない方が有利であることもあるのです。
面接官が知り合いの場合の注意点は?
注意点は、たとえ知り合いで旧知の仲であっても、あくまで面接官と応募者という関係を意識することです。
間違ってもタメ口で話すなど、失礼なことはしないように。
知り合いの面接官と1対1であれば良いですが、他の面接官がいる場合にはタメ口は避けましょう。
面接官が知り合いの会社でも入社を検討する際は他の会社と同等に判断すべき
求職者であるあなたは会社から選考される立場ですが、同時にあなたも会社を選ぶ立場にあります。
面接官が知り合いだったり、その面接官の紹介で選考を受ける場合に応募先企業を高く評価しがちで、入社意欲は高まると思われます。
でも知り合いがいるからというだけで入社の判断をしてはいけません。
知り合いが良い会社だと思っていても、あなたの感覚と同じとは限らないですよね。
入社してみたら社風と合わなかった、なんてことがないように、知り合いからの情報はあくまで判断材料の一つとして持っておくべき。
自分で見聞きした情報を基に判断すべき
今の転職市場では2〜3社ほど内定をとることができると思われます。
その証拠は中途採用求人倍率です。
何社も内定が出たら会社選びに悩みますよね。
その時は必ず自分で見聞きした情報から判断しましょう。
知り合いが言ってたからという理由で判断して失敗しても、知り合いは責任取ってくれませんよ。
ちなみに、転職活動中、企業の情報収集源として最適なのは四季報でもなく企業のホームページでもなく転職エージェントです。
あなたは転職エージェントを利用していますか?
ハッキリ言って、利用していなければ絶対に利用した方が有利になります。
転職エージェントは応募者と企業の橋渡し役です。
あなたの希望次第で企業の人事や募集部門からリアルな情報をとってきてくれます。
企業選びはもちろん、応募の段階で求人の詳細な情報を入手できれば、自分にマッチする企業、つまり採用可能性の高い企業を選ぶこともできる。
エージェントなんて信用できないと思う方もいるかもしれませんが、その通りです。
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