現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
面接官がメモを取ることが合否のサインになるかどうか、気になりますよね。
現役中途採用担当の私がその疑問にお答えします。
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Contents
面接でメモを取られても合格のサインとは限らない
面接官にメモをたくさん取られるのは合格のサインという話をよく聞きます。
その理由は「メモをたくさんとっている=興味を持っている」ということですが、採用担当からすれば面接官がメモの量や回数で合格しているとは言い切れないというのが正直なところです。
以下、詳しく説明していきます。
面接官のメモが合格のサインとして不十分な理由
面接官がメモをとる理由は、合否に関わらず関係者に対して理由を説明する必要があるからです。
まず、合格の場合には採用決裁をとる必要があります。
大企業であっても本社の人事本部などその会社の人事を統括している部門まで決裁を上げます。
その際、その人を採用する理由の説明が必要となるのです。
社員一人の生涯賃金は2〜3億円と言われており、人一人採用するには相当の理由が必要だからです。
一方、不合格の場合にも理由は必要です。
なぜなら人の見極めというのは非常に難しく、実は優秀だったのに面接での会話が弾まなかったからというだけで不合格にしてしまった、なんてことがあってはいけません。
特に現在の中途採用市場は完全な売り手市場であり、人材を採用しにくくなってきています。
具体的には応募自体が減ってきたり、合格を出しても辞退されてしまったりといった状況なので、不合格にするにも慎重さが必要となっているのです。
面接官がメモを取らないのは不合格のサインかもしれない
逆に、面接官がメモを取らない場合はどうでしょう。
面接官は、合格・不合格に関わらずメモを取っていることを説明しました。
その理由は合否を判断した理由を説明するためですが、メモを取らないということは説明する必要が無いか、メモを取らなくても問題ないくらい合否の理由が明確であることを表しています。
面接官としては採用する場合の方が慎重になりますから、合格理由が明らかでもメモを取らないということは考えにくいです。
そのため、メモを取らないのは不合格の可能性が高いといえます。
おそらく、最初からメモを取らない面接官はいないでしょうが、途中からメモを取らなくなった場合には不合格の可能性が高いので要注意です。
面接官が面接でメモしている内容は?
以上、面接官のメモは合格・不合格のサインにならないことはご理解いただけたでしょうか?
では、面接官が何をメモしているのか気になるところですよね。
それは、ざっくりと下記の通りです。
- 質問に対する答え
- 人物評価
- 想定外だったこと
- 合格・不合格の理由
以下、具体的に説明していきます。
質問に対する答え
主に面接官が自らした質問に対する答えをメモしていることがほとんどです。
面接官は、事前に応募書類を読み、何を聞けば合否の判断ができるか考えて予め質問を用意しています。
その質問の答えをメモしておいて、後で合否の判断をすることが多いです。
人物評価
次に、応募者の印象や性格など、会ってみなければ分からない人物面についてのコメントをメモしています。
人を採用するので、職務経験やスキルなど客観的事実だけでなく、人物面の評価も重要です。
人の性格は様々で良い悪いということはありませんので、募集部門に合うかどうかを考えています。
想定外だったこと
想定外だったりインパクトのあったことはメモしておきます。
例えば、自分以外の質問で合否を決するような回答であったり、予想してた回答と異なることが聞けた時です。
この場合は比較的好印象か悪印象なのか分かりやすいです。
それは面接官の大半が即座にメモをとった時、好印象の可能性が高いです。
あなたも良いことはすぐにメモしたくなりませんか?
逆に悪いことは「今なんて言った?」と言わんばかりに一拍おくことが多いですよね。
面接官がメモを取る様子は合格・不合格のサインにはなりませんが、好印象の発言ができたかどうかはなんとなく判断できるということです。
合格・不合格の理由
あと面接官がメモしているのは、合否の理由を簡単にまとめたものです。
面接後に必ず「今の人、どうだった?」という話になりますので、すぐに簡潔に理由を述べられるようにメモを取ります。
これは面接官慣れしている人事担当者に多いでしょう。
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