初めての転職活動。中途採用面接ってどんな感じなんだろう。雰囲気とか流れを知りたいなぁ。
現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
私は中途採用担当として、数百人の面接を担当してきました。
そんな私が採用担当の経験からその疑問にお答えします。
中途採用面接の流れ
中途採用面接の流れについては、内定獲得は準備次第。採用担当が教える転職ノウハウ【全過程を説明】という記事で紹介していますので、まずはザックリと押さえておきましょう。
ちなみに、以下の記事で紹介している面接の流れは私の勤務先で実施している面接の流れなので、あくまで一例と捉えてください。
▼ 内定獲得は準備次第。採用担当が教える転職ノウハウ【全過程を説明】
ザックリと押さえるだけで良い理由は、会社によって面接の進め方が異なるからです。
それより、あなたが面接の流れよりも興味を持っているのは、面接の雰囲気ではないでしょうか。
次のパートで説明していきます。
中途採用面接の雰囲気
面接の雰囲気も会社によって違うというのは当然のことなんですが、大きく分けて面接の雰囲気は以下3つの型によって変わると考えています。
一方通行型
面接官からひたすら応募者に質問をするタイプの面接。
これは「面接」と聞いて真っ先にイメージされる方が多いと思いますが、古くからとられている一方的に企業側が質問する方法です。
面接官が圧迫面接をしようとしていなくても、質問の仕方によってはどうしても雰囲気が重くなりがちです。
実はこの方法で雰囲気が重くなるのは、質問者1、回答者1の構図ができてしまい、面接官が複数いたとしても「面接官も一人しか話せない状態」になるためです。
複数名の前でプレゼンするような営業マンを採用するなら良いですが、応募する職種に関わらず同じ方法をとってしまうと、別の方法で面接すればもっと本来のパフォーマンスを発揮できる人を逃してしまうような気がしています。
ですからそのような面接の会社はやや固め、古い考えの会社かもしれません。
対話型
面接官と応募者がそれぞれ質問し合い、通常通り会話するようなタイプの面接。
新卒採用のリクルーター面談を経験したことがある方はイメージしやすいかもしれません。
最近では企業が応募者のことを一方的に聞くだけでなく企業側も情報提供してお互いのニーズが合うかどうかで合否を決める企業が増えています。
面接で自然な対話ができる企業は職場もフラットな関係性の企業である可能性が高いと思います。
なぜなら面接でも上下関係は出るからです。
若手が発言しにくそうな面接があるとすれば、もしかすると職場の雰囲気もあまり良くない可能性があるでしょう。
質疑応答型
珍しいケースですが、応募者が企業に対して質問し続けるタイプの面接です。
この場合、採用がほとんど決まっていて、企業側が応募者の志望度を高めるために情報提供を目的としています。
当然応募者にとってはチャンスですから、細かいことまで質問し尽くしましょう。
ただ注意してほしいのは、その企業に入るべきかどうかは慎重に検討してください。
特に、企業からラブコールを受けている場合、なぜ自分を採用したいのかについては必ず確認してください。
中には誰でもいいから人を補充したいという企業もあるからです。
面接の流れや雰囲気は会社によって様々
冒頭から言っている通り、面接の流れや雰囲気は企業によって様々です。
ですから可能であれば先に情報を得ておいて対策することをオススメします。
そんなことができるのか?と思うかもしれませんが、可能です。
そのために利用するのが転職エージェントなんです。
転職エージェントを利用する本当の理由とは?
皆さんは転職エージェントを利用していますか?
ここからは、既に転職エージェントを利用している方もそうでない方も、最後まで読んでいただきたい内容なので流し読みはしないでくださいね。
転職エージェント利用の本当のメリットは、大量の求人を検索できることでもなく、面接対策してくれることでもありません。
それは「あなたが狙った企業の求人内容を詳しく知れること」です。
転職エージェントに依頼すれば、募集要項の裏にある背景や求められるスキルや人物像などの詳細を直接企業の採用担当者に聞いてもらうことができるんです。
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ここまでの説明で転職エージェントに登録すべき理由をご理解いただけたでしょうか?
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なぜなら、転職エージェントに登録すると、あなた専属のキャリアアドバイザーがつきますが、そのアドバイザーが求人内容の詳細を正しく理解できる人でなければいつまでたっても結果は出ません。
ですから、転職エージェントには一度に複数登録して「この人だ!」と思えるアドバイザーがつく確率を高める必要があります。
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1社につき5分くらいで登録できますから3社登録しても15分程度です。たった15分で一生を左右するようなアドバイザーに出会えるかもしれないと思えば短い時間ですよね。
とはいえ闇雲に何社も登録すると、電話やメールが鳴りまくってどの求人にどのエージェントから登録したのかわからなくなったり、変なエージェントに登録して紹介された企業がブラックだった!なんてことになるリスクがあります。
そこで私が中途採用担当として実際に取引した中で、成約率の高い転職エージェントを紹介します。
早くそして確実に転職活動を成功させたい方は、是非次の記事をご覧ください。