現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
私はとある企業の中途採用担当として、数百人の面接を担当し、入社した方から転職の成功談・失敗談を聞いてきました。
そして、様々な転職エージェントとも関わる中で転職活動に関するノウハウを聞いてきました。
このような採用活動の中で仕入れた情報に加えて、採用担当者の視点や経験に基づいてその疑問にお答えします。
Contents
面接終了後、結果が出るまでの日数は?
面接が終わって数日、なんの音沙汰もないと不安になりますよね。
自分以外の人はどうなのか気になるところだと思います。
面接で「1週間程度」と予告されることが多い
面接では「合否は1週間程度で連絡します」と言われることが多いようです。
1週間という期間にはある程度の合理性があるのですが、正しくは1週間ではなく面接当日を入れて「5営業日」と考えてください。
例えば大手企業で面接の翌日に合否を決めたとすると、早くても3〜4日目にかけて人事決裁がおりて合格通知を出せるといったところです。
さらに1日かかる可能性もあるため余裕を持って、面接から5営業日と伝えているというわけです。
合格なら次の日に連絡があることも
とはいえ最近では、事前に決裁を上げる準備をしておいて面接直後に合否連絡をする企業も増えています。
早ければ面接の翌日、もっと早い企業では当日連絡ということもあります。
なぜそんなに早いかというと、今や労働人口減少の影響でどこも人手不足のため、一人で複数社内定を取ることが当たり前となっているからです。
しかも、早く内定が出た企業に入社を決める方が多いため、各企業がこぞって内定出しを早めているのです。
面接結果が出るのが遅いのは不合格のサイン?
「面接結果が出るのが遅いのは不合格のサイン」ということを聞いたことがあると思いますが、はっきり言ってその可能性は高いです。
理由は先ほど説明した通り、合格者には早く内定を出す方が入社してくれる確率が高いからですね。
結果通知が遅い理由は?
結果通知が遅い理由は、大きく次の3つです。
不合格のため連絡を急ぐ必要がないから
残念ですが、他に合格者の決裁を上げる必要があるなど採用担当が忙しい場合、不合格の方への連絡が後回しになることがあります。
当然後回しになった結果、不合格者への連絡が遅れるというわけです。
複数候補者がいるから
複数の候補者がいて、採用枠が1人という場合、複数面接をして誰を合格にするか決めるまでの時間がかかることがあります。
また、複数候補者がいて全員と面接したいけど日程調整がうまくいかずに待たされているということもあります。
採用決裁がとれない
大企業の場合、決裁者が多いため時間がかかることがあります。
特に偉い人は忙しく捕まらないことがありますよね。
人事決裁は特に採用に関しては慎重な場合が多いので余計に時間がかかっている可能性もあります。
結果通知が来ない場合の問い合わせは転職エージェントへ
結果通知が遅くて待ち切れないこともあると思います。
その場合には応募先企業に問い合わせをしても問題ありません。
ただし、企業を急かすことになるため直接問い合わせるのは心象を害する可能性もあります。
そのため、転職エージェントに確認してもらうようにしましょう。
企業と良い関係を築いているエージェントなら採用担当から事情を聞いてくれることでしょう。
信頼できる転職エージェントの見つけ方
突然ですが皆さんは面接の合格率アップのために最も重要なことは何だと思いますか?
あなたを採用する会社の立場を想像して少し考えてみてください。
中途採用を行う会社は即戦力が欲しいので少しでも活かせるスキルや経験や知識を持つ人材が来ることを望んでいます。
ということは、答えはとてもシンプルですよね。
それは、会社が求める人材とあなたのスキル・経験が合うかどうかです。
あなたのスキルや経験がマッチする会社を受けることで、会社にとってあなたは喉から手が出るほど欲しい人材になれるのです。
つまり、転職活動で成功するためにあなたがすべきことは、求人内容を正しく理解し、いかにあなたのスキルや経験の中で求人に合うポイントを探してアピールするかということです。
それができれば合格率は確実に高まります。
そのためには、いかにして企業から情報収集するかが鍵となります。
ただ、企業が個人に求人の詳細情報を提供することはあり得ませんので、どうしても転職エージェントの力を借りる必要があります。
ということは転職活動の成否はあなたの担当となったエージェントの求人の詳細と応募者の経験やスキルを理解する能力次第ということになりますが、エージェントの中にはノルマ達成のために人材を商品としてしか考えていないエージェントもいます。
そんな風に考えていないとしても、エージェントにも能力の差があるというのは事実です。
このような観点で、あなたの担当者は信頼できるエージェントでしょうか?
そこで私が採用担当の経験からどんなエージェントなら信頼できるかについて考えて、エージェント信頼度チェックリストを作りました。
このチェックリストを使えば既についている担当者が信頼できるか確認できますし、信頼できないとしたらこれから頼るべきエージェントの条件も分かりますので是非一度チェックしてみてください。
結果通知まで落ち着かないときにやるべきこと
なかなか結果の通知が来ないと落ち着かないですよね。
実際、この記事を読んでいるあなたもその一人かと思いますが、ハッキリ言って面接結果を変えることはできません。
ですからスマホを触っている時間を次の選考に向けた準備にあてましょう。
具体的に何をすべきかについては、続きをお読みください。
次の面接の準備
次の面接が既に入っているなら、面接に向けた準備をしましょう。次の面接が明日控えているという方も、まだやれることは残っています。具体的には次の記事で紹介しています。
▶ 明日面接なのに何もしてない!今からできることは?【裏ワザあり】
次の面接がないなら求人探し!の前に…。
既に弾数ゼロという場合、次に受ける求人探しをしましょう。
と言いたいところですが、ここは一歩立ち止まって、あなたが使っている転職エージェントを見直してください。
具体的には「あなたの担当者には転職エージェントとして持つべき能力とマインドがあるか?」を確認してほしいのです。
これを持たない担当者がついているとあなたの能力があったとしても、内定を取ることができないかもしれません。
信頼できるエージェントかどうかは私が作成したチェックリストで確認することができます。
もし信頼できないと感じたら、優秀な担当者についてもらう方法を含めた転職活動のやり方も紹介していますのでご覧ください。
ちなみに転職エージェントを使ってない方は、控えめに言って使った方が良いですよ。
このサイトでは、正しいエージェントの利用方法も含めた具体的な転職活動のやり方を紹介してます。エージェントを使わず転職活動して後悔する前に、次の記事を是非ご覧ください。
▶ 【内定獲得は準備次第】採用担当が教える転職ノウハウ【全過程を説明】