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仕事がきつくて辞めるのは甘え?【甘えじゃないが○○できない人は辞めないで】

仕事がきつくて辞めたいというと、

「甘えだ。そんなんじゃどこに行ってもうまくいかないよ」

そんなことを言われるんじゃないかと思って行動できないという人がいます。

また、実際に「甘え」と言われて何も言い返せなかったという人もいるのではないでしょうか。

それでも、仕事がきついと感じているなら行動を止めてはいけません。

この記事では、仕事がきつくて辞めることは決して甘えではないということ、実際に退職するために引き留めに負けないノウハウを紹介します。

仕事がきつくて辞めたいのは甘えではない

結論から言えば、甘えではありません。

まずはその理由と、「甘え」で片付けてしまうことの危険性、そして私の主張を紹介します。

甘えではないと言える理由

私が「甘えではない」と考える理由は下記の通りです。

まず前提として、「仕事がきついから辞めたい」という人に対して甘えだというのは2種類の人がいます。

  1. きついのは分かるが他の人もきついのだから、辞めるのは甘えという人
  2. このぐらいの仕事をきついというなんて甘えだという人

①は周囲の人が困るのに辞めたらどう責任とってくれるんだという「責任転嫁型」

②は仕事のきつさなんて感じ方は人それぞれなのに、こんなのきつくないだろと自分の感覚を押し付ける「感覚押し付け型」

と、個人的に呼んでいます。

甘えではない理由1:あなたに責任はないから

まず①の人に対して言えるのは、

きつい状況をメンバーに押し付け我慢させるだけであなたは何もしないのか?

ということです。

きつい状況を脱するために他部署や客先と交渉したり、やるべき仕事に優先順位をつけたりして仕事量を調整するのがマネージャーの仕事のはず。

それをせずに「みんな頑張ってるんだから」という理由で甘えというのは、マネージャーの役割を放棄している人の言葉です。

このタイプの人は「お前が抜けたらみんな困る」といいますが、誰かが辞めても問題を発生させないための組織であり、組織の問題を何とかするのがマネージャーです。

なので、こういった「責任転嫁型」の説得に惑わされないようにしましょう。

甘えではない理由2:仕事がきついのは人それぞれだから

「こんな仕事きつくない」という人がいたらガン無視でOKです。

人は機械ではないので能力に差があることは皆わかっているはずですが、自分が困った時には人それぞれであることを無視して「そんな仕事きつくないだろ」という自分の感覚を押し付けてくるのです。

つまり、きついかどうかは人が決めることじゃないということ。

ですから、あなたがきついと感じた時点で甘えではないのです。

このような「感覚押し付け型」の人に対して「自分ができないからダメなんだ」と落ち込む必要もありません。

甘えではない理由3:辞めることも「選択」だから

そして最後に「甘え」だという人の心理は大抵、辞めるという相手への妬みです。

自分もきついと感じているからそんなことを言うのでしょう。

自分もきつくて辞めたいか、上司に何とかしてほしいと言いたいけど言えなくて、辞めるという「選択」ができるあなたに嫉妬していることが多いのです。

辞めなければ波風立たずに済むので、むしろ辞めたい・辞めるべきなのに辞めない方が自分に甘えているのではないでしょうか?

甘えで片付けて我慢することは危険

辞めることを甘えと片付けるのは危険です。

強いストレスを受け続けるとメンタル不調を引き起こすのはご存知ですよね。

メンタル不調に陥ると何が怖いかというと、復帰に時間を要することです。

メンタル不調は一度かかると再発する可能性が高いと言われており、何度も休職を繰り返して退職となってしまうケースが見られます。

また、退職後に転職しようとしても採用されにくくなってしまうこともあるのです。

なぜなら、人事担当者はメンタル不調は再発することを知っているため、休職期間メンタル不調だったが分かると不採用と判断するケースが多いからです。

このように、きつい状況を我慢することで一生を棒に振ってしまわないようにしていただきたいと思います。

仕事がきついのは皆同じ、だからこそ一斉に声をあげよう

「仕事がきついのは皆同じだ!」という人がいますが、ならば力を合わせて一斉に声を上げれば良いと思いませんか?

皆思っているのに言えなくて、それぞれが独りで悩んでいる可能性だってあります。

ですから仕事がきつい時には誰かに相談することが重要なのです。

そして、働くことは我慢することではありません。

よく「給料は我慢料」などとバカなことをいう人がいますが、そういうことを言う人は価値を生み出せてない人です。

仕事とは本来、価値を生み出してその対価を受け取る行為です。

そして価値を生み出すということは、誰かの役に立つということ。

人には他社から価値を認められたいという承認欲求があるので、価値を生み出し人の役に立つことはポジティブなことです。

であれば価値を生み出して対価を得る行為、つまり仕事は本来楽しいものでなければなりません。

たしかに辛い仕事もあるでしょう。でもそれは我慢のために辛いことをやっているのではなく、その先にある価値を求めてやっているはずですよね。

きつい仕事なんて辞めて正解。だから仕事がきつい人はどんどん辞めて、仕事は楽しいものという意識を社会に広めていきましょう。

仕事を辞めない方が良い人【甘え】

ここまで読んでも迷っている方のために、仕事を辞めない方が良い人を紹介します。ここ重要なので必ず読んでいただきたいパートです。

それは、自分で考えて行動しない人、誰かに答えを求める人です。

なぜなら、自分で考えず誰かの答えに従って行動する人には軸がないからです。

軸がないと、次にまたきついことがあったり、周囲からの情報によって不安になったりモチベーションが下がる可能性があります。

私自身、中途採用の面接官をするとき、「この人の行動や考え方の軸はなんだろう?」と思って質問します。その際、自分で全く行動を起こさずに、他人や会社だけに原因があるような発言をした場合には採用を見送ります。

考え方は自由です。間違いはありません。

「辞めたいのはなぜ?」「辞める必要は?」「辞めて困ることは?」「辞めてどうなればOK?」

重要なのは自分が納得して行動できること、そして少しの外圧に揺らがないことです。

もちろん人からのアドバイスによって考えを変えるのは問題ありません。ただし、根本の考え方を変えるであれば、その理由をハッキリさせましょう。でなければ自分の考えを持たないのと同じです。

人生の選択に間違いはありません。

よりよく生きるには、選択したことを自分の力で正解にしていくことです。

時には自分の選択が失敗だった!と思うかもしれません。でもその経験を活かし目標に向かって行動することで、失敗はゴールに向かうために必要な通過点に変えることができるのです。

以上のように、自分で考えて行動することができるなら、もう「甘え」なんて言葉は気にならなくなりますよ。

今すぐ仕事を辞めた方が良い人【甘えではない】

逆に、今すぐ今の会社を辞めるべき人もいます。

それは下記の通りです。

勤め先がコンプライアンスに違反している

自らの儲けのために労基法などの法律を違反している企業からは即退職した方が良いです。

理由は単純で、将来性がないからです。

信頼を失えばモノやサービスは売れないことは説明するまでもありません。

中には「有名企業の不祥事がニュースで流れるけど結局潰れてないじゃん」と思う人がいるかもしれません。

しかし不祥事を起こしても生き残っているのは、その企業が倒産する影響が大きすぎるため汚名返上のチャンスを与えられるからです。

例えばインフラ系や大企業。

そんな企業が不祥事を起こしても潰れてないからといってあなたの勤め先が潰れないと思ったら大間違いです。

そして、不祥事を起こした企業で働くことは、自分の生活の安定が揺らぐため不安を感じます。

つまり、コンプライアンス違反をした企業で働くこと自体がストレスになるのです。

もう一つの理由は、自分のモチベーションの問題です。

不祥事がニュースになった場合は、当然お客様のクレームや世間のバッシングを浴びることになるのでモチベーションが下がるでしょう。

しかし不祥事が明るみに出ていない場合でも、「おかしい」と思いながら仕事をするのはモチベーション低下につながります。

モチベーションの低い社員が増えれば生産性は著しく低下しますし、重たい空気を感じて退職者が発生すればさらに事態は悪化するという悪循環が起きます。

以上のように、コンプライアンスに違反している企業をさっさと辞めるべきということは理解してもらえたかと思います。

既に体調を崩している

体調を崩すような職場環境で働き続けることは、この記事の前半で説明した通り先の人生を奪われることになります。(読み飛ばした方は必ず読んでください)

一刻も早く、今の仕事を辞めるための行動を起こしましょう。

少なくとも休んで医師の診断を受けることを強くすすめます。

辞める人も辞めない人もいつでも転職できる準備はしておくべき

辞めようと思っている人も、そうでない人も、いつ自分が仕事がきつくてメンタル不調に陥ってしまうかわかりません。

そんな時に備えていつでも転職できる準備はしておきましょう。

今、日本では労働人口減少により企業は人材不足に陥っています。つまり企業の採用意欲も高く、転職のチャンスが到来しているということです。

私の勤務先でもそうですが、中途採用では学歴や職歴を問わず選考しています。だから学歴フィルターに引っかかって新卒では選考を受けることすらできなかった企業に入ることもできます。

ただし、ライバルが多いことも事実。

中途採用はひとつの求人で大量に採用するものではないので、希望の職種で内定を取るにはスピードが求められます。

効率よく転職活動を進めるには、常に情報を持っておいて、タイミングよく求人に応募することが重要です。

そこで、転職エージェントに登録しておくことによって求人情報をタイムリーに手に入れることができます。

転職エージェントを利用する最大の理由は上記の通り「情報収集」ですが、他にも利用するメリットはたくさんあります。

転職エージェントを利用するメリット
  • 個人では知ることのできない、エージェントが企業から直接聞いた情報をもらえる
  • 応募者の希望だけでなくキャリア相談の結果に基づいて求人を紹介してもらえる(中には国家資格キャリアコンサルタントの保有者もいる)
  • 転職サイトからは応募できない非公開求人に応募できる
  • 経歴書作成や面接対策などの選考に関するアドバイスをもらえる
  • これだけのメリットがあるにも関わらず、最初から最後まで全て無料で利用できる

転職せざるを得ない状況になった時、エージェントと関係を築けていないと希望しない求人を紹介されたり、スタートダッシュができずにライバルに遅れをとってしまいます。

登録には5分もかかりません。今すぐ転職を考えていなくても、いざという時に備えておきましょう。

現役人事がオススメする転職エージェント

ここで、現役人事の私が中途採用担当の視点でオススメできる転職エージェントを紹介します。

まず全ての方にオススメなのが、マイナビエージェントです。一般的な転職サポートに加えて以下の強みがあります。

マイナビエージェントの特長
  • 「リクルーティングアドバイザー」の徹底した情報収集によって、求職者にピッタリの求人を紹介できる強いマッチング力がある。(未経験職種の希望にも対応可能)
  • 保有する求人の約80%が非公開求人(人気企業で人が集まりすぎる求人や機密情報を含むオープンにできない求人)。
  • 新卒採用事業やそれぞれの専門職種に特化した人材紹介サービスの展開によって幅広い業界に強みがある。(中途採用担当として取引している感覚では特に営業など文系に強い印象)

登録は、以下の公式サイトからできます。

登録はこちら

 

また、私はメーカーで人事を担当しているのですが、製造業への転職を希望する理系・技術系・エンジニアの方にはメイテックネクストが圧倒的にオススメです。

メイテックネクストの特長
  • 製造業に特化した求人を保有。
  • 技術派遣事業で培った製造業界についての詳しい知識を持つため、製造業界各企業からの信頼も厚い。
  • 元エンジニアなどの専門知識を持つエージェントが多数在籍。専門知識を基にマッチする求人を紹介してもらえたり、経歴書作成や面接のアドバイスをもらえる。

以下の公式サイトから登録できます。

登録はこちら

転職に成功できるかどうかはエージェント選びによって左右されるといっても過言ではありません。

そして、新たな求人が出たらタイムリーに応募するのが最も合格可能性が高く、ライバルも少ないです。

ご存知の通り、転職エージェントの利用は無料ですし登録にも時間はかかりません。転職エージェントに希望を伝えておいて、求人が出た瞬間に情報提供してもらえるように今すぐ登録しておきましょう!

ブラック上司に丸め込まれないための退職ノウハウ

めでたく転職先が決まっても、上司が「甘え」と言ってくるような職場では100%引き留めにあいます。しかも会社の都合ばかり考えた聞く必要のない引き留めです。

そんな時にせっかくの決意を無駄にせぬよう、確実に辞めるために知っておいてほしいことを紹介します。

説得されない方法

まずは退職を切り出した時に必ず聞かれる「理由」について。

下手に説明すると、相手の説得の材料になってしまうので注意です。

そこで最も有効なのは、現職ではどうしても叶わない条件を叶えるため、ということです。

例えば次のような感じです。

「今と違う業界で仕事がしたい」

「(今の会社にはない)こんな製品を扱いたい」

もう一つは、理由を説明しないことです。

なぜなら、どんな理由を説明しても謎の論理で引き留めようとしてくることがあるからです。ブラック企業や職場では論理が通用しないのです。

ですから相手が何と言おうと

「転職先の仕事がやりたいから」

これでOKです。

最後は「もう決めた」の一点張りで逃げ切りましょう。

訴訟という脅し

ブラック企業では、様々な理由をつけて訴えるなどと脅してくることがありますが、負けてはいけません。

というか負けません。

なぜなら、退職についてのルールは民法で定められているからです。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

(民法627条1項)

このように、退職するのは労働者の自由なのです。

就業規則に「退職する場合は退職希望日の○ヶ月前までに申し出ること」と書いてあるかもしれませんが、民法の規定が優先されるため退職までに2週間以上期間をとれば問題ないでしょう。

退職希望を伝えた後の甘い誘惑に注意!

退職を切り出した途端、給料アップや好きなことをやらせてやるといって引き留めにあう可能性があります。

ですが、そんな誘いには絶対のってはいけません。

なぜなら会社として人が抜けると困るからという完全な会社都合だからです。

そんな配慮ができるならとっくにやってるはずですし、退職する人に特別対応するなんて組織全体のことを全く考えていない対応です。

もしこの誘いに乗って会社に残り異動したとしたら、「なぜあいつは異動になったのか」といった噂話が広がるかもしれません。

このような誘いがあったら「今更遅い!」などと怒らずに「ありがたいご配慮ですが、もう決めたことなのでお断りします。申し訳ありません」と表面上は申し訳なさそうに丁重にお断りしましょう。

もちろん心では「そんな誘いにのるかバーカ」と思っててOKです。

以上、仕事がきついことを理由に辞めるのは甘え?という疑問にお答えしました!

「コンプライアンス違反」と「体調不良」

辞めるべき会社はこの2つがキーワードになります。

皆さんにはより良い仕事が見つかるよう、応援しています。