人間関係

職場の人間関係で板挟みにあった時の対処法【全て損得で割り切ること】

職場で板挟みになってて人間関係に疲れた。どうすれば良い?誰か教えて。

私はとある企業の人事として、様々な職場の問題に対応しています。

人間関係は職場の問題の一つで、私自身も自分の職場の人間関係で悩んだことがあります。

職場の問題を解決する部門である人事でさえ問題は発生するわけですから、人間関係は働く皆さんの悩みの種になりやすいことなのです。

この記事では、私自身の経験や様々な人間関係を見てきた人事担当の視点に基づいてその悩みにお答えします。

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人間関係での板挟みは理不尽で面倒!

職場の人間関係で板挟みにあうことは多いです。

なぜなら、性格の合わない人同士であっても、同じ集団にいなければならないからです。

人間関係での板挟みってとにかく理不尽だし面倒ですよね。

例えば、仲の悪いAさんとBさんの両方から相談され、どちらにも中立の立場で接していたらなぜか自分が仲間外れにされた。理不尽!

また、常に誰かの不満や愚痴を聞かされる役回りになっているとか。いちいちこんなことで呼び出されては時間がもったいないですよね!

この記事を読んでいるあなたは、こういった板挟みの状況に悩んでいるのでしょう。

今回は同僚同士の板挟み状態を想定して解決策を考えました。

職場の人間関係で板挟みにあったら割り切るのがオススメ

職場の人間関係で板挟みにあったらどうすべきか?

それは、損得で考えて割り切ることです。

詳しく説明する前に対立を起こす人中立の立場のリスクについてお伝えします。

誰かの悪口を言う人は、趣味みたいなもの

みんな良好な人間関係を築けば良いのに!と思うかもしれません。

しかし、誰かと対立して悪口を言う人はそれが趣味みたいなもので、それによってストレスを解消しているところがあるので、ハッキリ言ってやめさせることは不可能です。

ですから、自分の行動を変えるしかありません。

中立の立場が最も危険

板挟みにあった時、中立の立場をとりたいという気持ちは分かります。

でも実はそれが最も理不尽で面倒な目にあう原因です。

人間は一人一人では他の動物よりも弱いので、古くから集団生活をすることで生き残ってきました。

進化心理学では、その名残で今でも集団を作るといわれています。

ですから職場や学校でグループができるのは自然なことなんです。

ただ困ったことに、社会心理学用語で「集団間葛藤」といって、人間は異なるグループに対して対立感情を抱いてしまう性質を持っています。

そのせいで、最初は相談していた相手であっても、自分のグループに属さない人(中立の立場の人)に対しては対立感情を持つようになってしまうのです。

これが、中立の立場をとって、どちらの人・グループからも攻撃される理不尽の理由です。

板挟みにあったら損得で考える

気持ちの切り替え方としては、損か得か。割り切って考えましょう。

どうせ職場の人間関係なんです。

その会社に入らなければ出会わなかった相手でしょう。

それなら自分にとって損な人間関係からは離れた方が良いとは思いませんか?

例えば、どうしても職場で何かを教えてもらったり、話をしなければならないような人とは対立すると仕事が進まなくなるので損です。

逆に、ほとんど関わりのない職場の人であれば、損はありませんから対立も仕方ないと割り切って良いと思います。

このように、割り切ることはあなたの人生の時間を取り戻すことに繋がります。

理由は下記の通りです。

  • 少なくとも一人だけ仲間外れになることはない
  • 時間を割くのは片方だけで良い

つまり、理不尽な仲間外れでストレスを感じる時間がなくなったり、少なくとも対立している両者から愚痴や不満を聴く時間が半分になります。

例えば愚痴を聞くだけの飲みに使っていた時間を自己啓発に充てることで新たな職場を探すきっかけになるかもしれません。

中立の立場でありたいというポリシーを貫くのもアリだと思いますが、私は、自分の人生の時間を無駄にしない方が重要だと思います。

板挟みに疲れたのなら転職活動もあり

今回は人間関係を損得で割り切ることも一つであることを説明しました。

そうは言っても、自分のポリシーとして中立でありたい。また嫌がらせを受けているなど、どうしても今の人間関係に耐えられない!という方もいるのではないでしょうか?

そんな時、試してほしい手段があります。

それは転職活動です。

転職というとハードルが高く感じると思いますが、一生仕事にやる気が出なければ様々なチャンスを失い市場価値の低い人材となってしまうかもしれません。

それに、私が言っているのは転職が絶対ということではなく、転職活動によって自分の可能性や選択肢を広げておくことをおすすめしているのです。

どうしても仕事ができないなら転職も検討しよう

今、日本では労働人口減少により企業は人材不足に陥っています。つまり企業の採用意欲も高く、転職のチャンスが到来しているということです。

私の勤務先でもそうですが、中途採用では学歴や職歴を問わず選考しています。だから学歴フィルターに引っかかって新卒では選考を受けることすらできなかった企業に入ることもできます。

ただし、ライバルが多いことも事実。

中途採用はひとつの求人で大量に採用するものではないので、希望の職種で内定を取るにはスピードが求められます。

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