面接中、緊張し過ぎて言葉が途切れ途切れになってしまい何を言ってるのかわからなくなってしまうことってありますよね。
やっぱりスラスラ話せないと面接に落ちてしまうかもしれないと、不安になると思います。
今回は実際のところどうなのか、面接官の視点でお答えします。
Contents
スラスラ言えないと不合格になるのか?
スラスラと話せないということ自体が問題になることは少ないです。
もし不合格になるとしたら、理由は大きく2つ考えられます。
発言が全く伝わっていない
まずは、話が途切れ途切れになって面接官に全く伝わっていないことが考えられます。
面接官も何度か聞き返すことはありますが、あまりに聞き取れないほどであれば面接官によっては不合格と判断するかもしれません。
スラスラ話せる必要がある仕事
また、営業などある程度流暢に話せなければやっていけないような求人の場合にはスラスラ話せるかどうかが判断要素になるでしょう。
このように、話が全く伝わらないほどでなければ、それほど問題視はしません。
スラスラ話せるようになるにはどうすれば良いか?
やっぱりスラスラ話せるに越したことはないですから、どうすれば良いのか気になりますよね。
面接官の経験から私は、そもそもスラスラ話す必要はないと思っています。
そして、たった数ヶ月でスラスラ話す方法などありません。
ですが、スラスラ話すことを意識する代わりにやるべきことはあります。
自分が求人にマッチすることを説明する
まとめると、実はこれだけです。
どういうことか説明します。
面接官が何を考えて話を聞いているかというと、採用すべき理由があるかどうかです。
私は基本的に、中途採用は企業のニーズと候補者のニーズのマッチングだと考えています。
ですから、候補者の方が求めるスキルや経験や知識があるかどうか判断するために話を聞きます。
そうすると、どうでもいいとは思いませんが、話の流暢さは合格の判断基準として優先順位は下がるのです。
ちゃんと企業が求めるスキルや経験や知識などがあれば、スラスラ話せなくても、ある程度落ち着いて情報が伝わるように話すことができれば採用対象になるはずです。
よく言われるのが「暗記」ですが、私はあまりおすすめしません。
なぜならスラスラ話せない方の多くは緊張していることが多いので、覚えた文章を思い出そうとしてさらに緊張して話せなくなる可能性があるからです。
自分でも何言ってるかわからない場合
緊張し過ぎて自分でも何を言っているか分からず話してしまう、という方もいるかと思います。
自分で何を言ってるのかわからない時には、間違いなく面接官も違和感を感じながら聞いています。
一方で、緊張していることもちゃんとわかって聞いています。
なので、とにかく落ち着いて、考えながら話せる程度まで緊張状態をコントロールしてください。
そのためにできることは、下記の通りです。
一息置いてから答え始める
「早く答えなきゃ」と思って勢いで話し始めてしまったらアウトです。
早く話さないといけないという焦りと、答えを作ろうと頭を回転させるのとでまともな思考ができなくなるのに、言葉を発しようとするので何を言ってるのか自分でもわからなくなってしまいます。
ですから、一瞬でいいので考える時間を自分に作ってあげてください。
もし沈黙が心配なら、「そうですね…」でも「あの〜」でも良いので反応すればOKです。
「考えながら話せてる」と思うまでスピードを落とし「間」をとる
もう一つは、スピードと「間」です。
スピードは話す速さ、間は一言と一言に開ける時間です(時間といっても一瞬ですが)
とにかく、「考えながら話せてるな」と自分で思えるくらいまでスピードを落とし、間を開けてください。
「考えながら話せてるな」と思う余裕がないなら「これでもか」というくらい、ゆっくりゆっくり話してみてください。
以上まとめると、まずはスラスラ話せなくてもOK。そして、ゆっくりゆっくり話して考える余裕を持つこと。そして、求人に自分がマッチする人材であると、落ち着いてアピールすることが重要です。
自分がマッチすることをアピールするには、企業が何を求めているか、しっかり情報収集しなければなりません。詳しくは以下の通りです。
中途採用面接の回答の基本は「マッチすること」
最後に、中途採用面接での回答を考える際の基本をお伝えします。
転職活動の基本はマッチングです。
転職活動を成功させるためには、企業が求めるスキル・経験・知識を正しく把握して、自分がマッチする人材であることをアピールしなければなりません。
そのためには「徹底した情報収集」が必要なのです。
本当に必要な情報収集には転職エージェントの協力が必要
情報収集といっても、ネットで拾えるような情報だけでは面接官に刺さるアピールはできません。
なぜなら、ネットに公開されている情報は誰でも見ることができる情報です。それではライバルに差をつけることはできません。
また、企業が欲しがっている人材をピンポイントに把握するには応募する企業から情報収集するのが最も正確です。
ですから転職活動は情報戦なのです。
このように、情報戦となる転職活動を成功させるには、転職エージェントの協力が必要です。
次のような悩みがあるなら、本当に必要な情報収集ができていない可能性が高いので、転職エージェントを見直すべきです。(転職エージェントを使っていない方は今すぐ登録すべきです)
- 希望の求人が見つからない
- 書類選考が通らない
- 自己PRがイマイチ面接官に響かない
では、どんな転職エージェントがあなたの転職活動を成功に導いてくれるかというと、下記の通りです。
現役人事がオススメする転職エージェント
ここで、現役人事の私が中途採用担当の視点でオススメできる転職エージェントを紹介します。
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登録は、以下の公式サイトからできます。
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転職に成功できるかどうかはエージェント選びによって左右されるといっても過言ではありません。
そして、新たな求人が出たらタイムリーに応募するのが最も合格可能性が高く、ライバルも少ないです。
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