面接対策

転職理由は本音を面接で言うべき?【面接官が受ける印象を教える】

転職理由って、本音を言った方が良いの?それとも建前を言った方が良いのかな…。

現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!

「転職理由」は、どんな企業からも聞かれる鉄板の質問です。

でも、面接官に好印象をもたれるためには本音を言うべきなのか、はたまた建前を言うべきなのか迷う方が多いのではないかと思います。

今回は企業で中途採用を担当し、面接官としても業務に携わる私が、よくある転職理由の印象について面接官の本音を紹介します。

転職理由によって面接官がどんな印象を受けるか知ることで、どのように転職理由を伝えるべきか考えるヒントにしていただければと思います。

★本当に必要な面接対策を知りたい方はこちら★

【転職】面接で本当に必要な対策を面接官が教える【10記事まとめ】

転職理由の本音ランキング

リクナビNEXTで興味深い調査結果が紹介されていました。

「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10」

このランキングから転職希望者の本音が見えてきました。

紹介されているのはベスト10ですが、面接官が感じる印象毎に5つのカテゴリに整理してみました。

よくある転職理由のカテゴリ

  1. 人間関係
  2. 労働環境
  3. 経営状況
  4. 仕事内容・スキルアップ
  5. 給与・評価

面接官が転職理由を聞く理由

本記事のテーマである本音を言うべきか否かを考える上で、まずは面接官が何のために転職理由を聞くのか知ることが重要です。

転職理由を聞く目的は、以下3点を確認するためです。

面接官が転職理由を聞く3つの目的

  1. 長期的に働ける人材か
  2. 困難な状況にも立ち向かえる人材か
  3. トラブルを起こさない人材か

これを頭に入れておけば、面接官が転職理由を聞いてどのような印象を受けるか想像できます。

また、本音を言うべきか言わないのならどんな言い方なら良いのか、考えるヒントとなるでしょう。

なお、嘘の転職理由を言うのは避けるべきです。

転職理由は深掘りされるため、具体的なことが説明できなければすぐにバレてしまいますし、入社後にバレたら信用を失うことになりかねません。

転職理由の印象を面接官が教える

それでは、先ほど整理した転職理由5項目について、面接官がどんな印象を受けるのでしょうか。これが面接官の本音です。

①人間関係

上司や同僚との人間関係が原因の転職は、正直なところ印象が悪いです。

なぜなら、人間関係が悪くなった原因が、本当に相手側の責任だけなのか証明できないからです。

おそらく、本人に責任はなかったのか判断するために突っ込んだ質問をされることになります。

また、かろうじて説明できたとしても、後でこじれた人間関係の当事者である事実は間違いなく採用可否判断の材料にされてしまいます。

厳しいですが、人事担当は待ったをかけるでしょう。

「トラブルを起こさない人材か」のアンテナに引っかかる転職理由ということです。

②労働時間・環境

長時間労働が常態化していたり、仕事に悪影響を及ぼす職場環境であることが理由であるケースは多いです。

この場合、ある程度納得できることは多いのですが、本人の仕事の進め方の良し悪しが気になるところです。

つまり「仕事が遅いのでは?」という懸念です。

この懸念を持たれないために、長時間労働となっている原因を分析し説明できるようにしておきましょう。

そして、状況を改善するための努力をしたエピソードがあれば、さらに印象が良くなります。

ただし、説明が会社の愚痴にならないよう注意してください。

例えば「申し上げにくいですが…」と前置きするだけでも印象は変わります。

③経営状況

経営状況の悪化を理由とするケースも多いです。

理由としては納得感の高いものですが、理由を説明するとき経営に関わる機密事項に触れないように気をつけましょう。

なぜなら、簡単に会社の情報を他社に漏らす人物と評価されてしまう可能性があるからです。

④給与・評価

給与の低さを理由にしている場合、応募書類の内容と仕事内容を聞けば大抵妥当な給与かどうかは分かります。

特に同業界での転職であれば面接官は見抜きやすいです。

面接官の思考としては、低い給与を見て「なぜこの給与なのか?」と考えます。

つまり、本人の実力不足か給与に現れていないかどうか、経験を詳しく聞いて判断するのです。

⑤仕事内容・スキルアップ

「スキルアップしたい」という理由は前向きなようでマイナスの印象を与える可能性があります。

なぜなら、スキルアップしてその後どうするかを考えると、また他社に転職するという懸念が生まれるからです。

面接官が納得しやすい転職理由とは?

面接官が最も納得しやすい転職理由は「自分の努力ではどうにもならないこと」です。

ただ、どんなに努力しても解決しないであろう理由であっても、解決のためにいきなり転職活動をするのではなく、努力したのかを確認します。

具体的なエピソードは必ず聞かれます。

エピソードを整理しておく必要がありますので、転職理由についても自己紹介と同様事前に準備しておきましょう。

そして、転職理由を考えたら、面接官のツッコミに備えてください。

面接官が転職理由を聞いてツッコミを入れるとしたら主に「なぜ」「具体的に」「転職以外の方法で本当に解決できないのか」「今転職する必要があるか」「自分自身に問題はないか」という点です。

具体的には以下のようなツッコミになります。

面接官のツッコミ例

  • あなたの努力でなんとかなったのでは?
  • なぜそのような状況になったのか?
  • なぜ上司や同僚との人間関係が悪くなったのか?
  • 本当に今転職して解決するのか?
  • もう少し待てば状況は良くなるのでは?
  • なぜ待てないのか?
  • なぜあなたはこの給与なのか?周囲は?
  • スキルアップとは具体的には?

転職エージェントとの面談で聞かれる転職理由は企業に筒抜け!

エージェントを利用した転職活動では履歴書や職務経歴書で転職理由を書く欄がありません。

じゃあ転職理由は面接で聞かれるだけかというと、違います。

実は企業に送られる応募書類は「履歴書」「職務経歴書」の他に、エージェントが作成する「推薦状」という書類があります。

この推薦状はエージェントとの最初の面談で聞いた内容を基に、エージェントが作成します。

そこに転職理由が記載され応募先の企業に送られますが、非常にシンプルに書かれますので詳しい経緯などは説明されません。

下手をすると悪印象を与える可能性があり、面接がマイナスからのスタートになってしまうこともあります。

そのため、どのような内容なのか推薦状の内容を確認させてもらうよう、エージェントに要請することをオススメします。

その他、エージェント利用時の注意について記事を書いていますので、転職希望者の味方であるはずのエージェント利用によって不利にならないよう必ず読んでくださいね。

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製造業への転職にオススメの転職エージェント
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転職理由の印象が悪くても合格できる方法

今回は、転職理由の印象と面接官を納得させる伝え方についてお話ししましたが、まだまだ不安が残る方もいるのではないでしょうか。

そんな方に、転職理由の印象があまり良くない場合でも、その印象をひっくり返して面接官にそれでも採用したい!と思わせる方法をご紹介します。

それは自分の職務経験とマッチする求人に応募することです。

企業が求める人材であれば、多少転職理由の説明がうまくいかなくても合格を出す企業が多いです。

それほど今の転職市場は人の取り合いなのです。

職務経験と求人をマッチさせることの重要性は以下の記事で説明していますので、是非参考にしてください。

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