転職全般

転職活動で企業へのメール返信はどこまですべき?【現役人事が答える】

転職活動で企業とメールする時、どこまで返信したらいいんだろう。やっぱり最後にこちらが返信しないのは失礼かな。

現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!

私はとある企業の中途採用担当として、数百人の面接を担当し、入社した方から転職の成功談・失敗談を聞いてきました。

そして、様々な転職エージェントとも関わる中で転職活動に関するノウハウを聞いてきました。

このような採用活動の中で仕入れた情報に加えて、採用担当者の視点や経験に基づいてその疑問にお答えします。

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転職活動で企業へのメール返信はどこまですべき?

転職活動をしていると、面接の日程調整のために応募先の企業と直接メールでやりとりすることがあります。

メールのやりとり自体は問題ないかもしれませんが、必要な連絡が終わった後、失礼のないように最後はこちらが返信してやりとり終了という形が何となくスッキリします。

でも初めて転職活動をしていると「採用担当も忙しいから不要な返信は避けるべき?」なんて気になってしまいますよね。

採用担当としての答えは無理に返信しなくてOKです。

もちろんこれは採用担当によっては気にする人がいるかもしれません。

でも、たとえメールの返信が応募者と企業のどちらが最後だったかを気にする採用担当がいたとしても、その採用担当だけで合否を決めるわけではありません。

ですから、まともな会社ならメールの返信だけで合否が決まることはまずありません。

返信すべきなのはどんな時?

返信すべきメールもありますよね?返信した方が良いのはどんな時?

もちろん返信すべきメールもあります。

採用担当として返信がほしいのは、一言でまとめると、質問している時です。

当たり前ですが、あなたに対して聞きたいことがあるのですから当然返信しなければなりません。

また、返信が必要な場合の注意点としては返信の早さです。

余談ですが、緊急の場合を除いては電話連絡をすることはありません。

これは電話をかけるタイミングによってはあなたが転職活動していることが周囲に知られるリスクがあるからです。

そのため採用担当としては、早めに連絡を取りたいけどメールをしている可能性があるため、できる限り早く返信した方が印象は良くなります。

できれば1日以内に返信が欲しいところですが、しっかり内容を確認した上で早い方が良い場合にはすぐに返信しましょう。

メールやりとりの例

最後にメールのやりとりの例を紹介します。

返信しなくて良いメールと返信すべきメールの両方を掲載します。

返信しなくて良いメール

企業

面接日程が確定しました。詳細は以下の通りです。

日時:2月2日(土)10:30~

場所:◯◯◯

よろしくお願いします。

あなた

承知致しました。

よろしくお願いします。

企業

こちらこそよろしくお願いします。

当日はお会いできることを楽しみにしています。

このような場合は返信不要です。

返信すべきメール

企業

面接日程が確定しました。詳細は以下の通りです。

日時:2月2日(土)10:30~

場所:◯◯◯

よろしくお願いします。

あなた

承知しました。

何か持ち物はありますか?

企業

急で申し訳ありませんが、○○をご持参ください。

なければ当方が準備いたしますので、持っている場合でも念のためご連絡ください。

これは採用担当書き方も悪いのですが、返信を求められているのが分かりにくいケースです。

明らかな質問メールならすぐ返信すべきと分かるのですが、このような分かりにくいメールもあるのでしっかり文章は読みましょう。

合格率を上げて小さな不安をなくそう!

以上、メールの返信はどこまですれば良いか?についてお話しました。

考えてみれば小さなことですが、確かに転職活動をしているとそんな不安が次々に湧いて出てきますよね。

でも正直なところ、そのような疑問は転職活動の本質ではありません。

皆さんは転職活動で最も重要なことは何だと思いますか?

あなたを採用する会社の立場を想像して少し考えてみてください。

はい、答えはとてもシンプル。

それは、会社が求める人材とあなたのスキル・経験が合うかどうかです。

あなたのスキルや経験がマッチする会社を受けることで、会社にとってあなたは喉から手が出るほど欲しい人材になれるのです。

つまり、転職活動で成功するためにあなたがすべきことは、求人内容を正しく理解し、いかにあなたのスキルや経験の中で求人に合うポイントを探してアピールするかということです。

特に重要なのは求人内容を正しく理解することで、詳細まで理解すれば「この経験やスキルが活かせそう!」「この仕事なら似たようなことやってた」といったところが見えてきます。

「なら募集要項を読み込んで求人内容を理解したらいいのね!」と思うかもしれませんが、募集要項はかなり要約されているので、いくら読み込んでも詳細を知ることはできません。

それではどうすれば良いのでしょうか?

実はここで転職エージェントの出番です。

ところで皆さんは転職エージェントを利用していますか?

ここからは、既に転職エージェントを利用している方もそうでない方も最後まで読んでいただきたい内容なので流し読みはしないでくださいね。

話を戻しましょう。

転職エージェント利用の本当のメリットは、大量の求人を検索できることでもなく、面接対策してくれることでもありません。

それは「あなたが狙った企業の求人内容を詳しく知れること」です。

転職エージェントに依頼すれば、募集要項の裏にある背景や求められるスキルや人物像などの詳細を直接企業の採用担当者に聞いてもらうことができるんです。

というより、見る人によってはその会社の将来の戦略を予測できるてしまいますので、求人内容の詳細なんて転職エージェントでなければ教えてもらうことはできません。

ここまでの説明で転職エージェントに登録すべき理由をご理解いただけたでしょうか?

「早速登録しよう!」という方、最後まで読んでくださいね。

転職エージェントはどこでも良いから登録すれば良いわけではありません。

なぜなら、転職エージェントに登録するとあなた専属のキャリアアドバイザーがつきますが、そのアドバイザーが求人内容の詳細を正しく理解できる人でなければいつまでたっても結果は出ないからです。

ですから、転職エージェントには一度に複数登録して「この人だ!」と思えるアドバイザーがつく確率を高める必要があります。

「面倒だなぁ」と思いますか?

1社につき5分くらいで登録できますから3社登録しても15分程度です。たった15分で一生を左右するようなアドバイザーに出会えるかもしれないと思えば短い時間ですよね。

とはいえ闇雲に何社も登録すると、電話やメールが鳴りまくってどの求人にどのエージェントから登録したのかわからなくなったり、変なエージェントに登録して紹介された企業がブラックだった!なんてことになるリスクがあります。

そこで私が中途採用担当として実際に取引した中で、成約率の高い転職エージェントを紹介します。

早くそして確実に転職活動を成功させたい方は、是非次の記事をご覧ください。

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