
転職活動してるんだけど、面接って何分前に行けばいいんだろう。15分前に到着するのは早過ぎるかな…。でも会社によって違うんだろうな。どうしよう、誰か教えて。
現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
私はとある企業の中途採用担当として、数百人の面接を担当し、入社した方から転職の成功談・失敗談を聞いてきました。
そして、様々な転職エージェントとも関わる中で転職活動に関するノウハウを聞いてきました。
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面接に15分前に到着するのは早い?【採用担当が教える】
営業職のマナー本で「お客様と会うときは時刻を指定されたらそれより早くても遅くてもダメ」と読んだことがありますが、中途採用面接にオンタイムでの到着は少し不安ですよね。
では何分前に到着するのが安全かつ面接官の印象を悪くしないのでしょうか?
15分前は少し早い
採用担当の私としては15分前は早いと感じます。
なぜなら、指定時刻はほとんどの場合「集合時刻」だからです。
面接を調整する採用担当としては、関係者の時間をなるべく無駄にしないため、誰かが遅刻しても開始時刻に間に合うように少し早めの集合時刻を伝えておきます。
そう考えると指定の時刻の15分前に到着するのは早いと思いませんか?
ただし集合時刻に遅れるのも避けたいので、少し迷っても問題ないよう5〜10分前に到着するのがベターです。
大切なのは相手への気遣い
そうは言っても、初めての場所だと距離感や交通機関の時間を読めないこともありますよね。
ですから不安でついつい到着が早まってしまうことはあります。
もし早過ぎたかもと思ったら採用担当と会った時に「お忙しいところ、到着が早過ぎて申し訳ありません」と一言添えておくことをおすすめします。
採用担当も早く着いてしまう気持ちは分かります。
印象が悪いのは到着が早過ぎることではなく、到着が早過ぎるのを気にしないことなのです。
早く着いたらどうすれば良い?
私はとても心配性なので、仕事で初めての場所に行く時はかなり余裕を持って到着するようにしないと気が済みません。そんな方は私だけではないでしょう。
前述の通り、早く着いても採用担当を呼び出すのは避けるべきですが、せっかく余裕を持って到着したのですから以下のことをしておくとさらに安心です。
本当に指定の場所に着いたか確認する
早く到着した時は、そこが本当に指定の集合場所なのか確認しましょう。
早く着いて安心していると、担当者が一向に現れない。確認してみると全然違う場所で待っていて、慌てて正しい集合場所まで移動して結局ギリギリ。なんてことはよくあります。
中途採用面接では人物面も見られています。
売り手市場とはいえ中途採用はまだまだ慎重に行われますので、「集合場所や集合時刻を間違えない」といった仕事をする上で最低限のことができないと思われると大きなマイナス点となります。
面接は一回一回が勝負です。
あなたにとってはその時だけ間違えたと思っても、面接官からすれば1〜2回会うだけで人物面を判断しなければならないことは覚えておきましょう。
受付を済ませる
会社によっては受付に少し時間がかかったり、受付の後、少し移動する可能性もあります。
ですから早めに着いたら受付に立ち寄りましょう。
集合場所が合っているか自信がなければその時に確認すればOKです。
ただし一点注意がありますので続きをお読みください。
受付からの呼び出しに注意!
早めに着いたら受付を済ませておくことをおすすめしましたが、一点注意があります。
それは、まだ集合時刻まで時間があるのに名乗った時点で採用担当に取り次がれてしまう可能性があるということです。
早めに着いておいた方が良いケース
あまり心配性ではないからちょうど良い時間に着くようにするという方も、早めに着いておいた方が良いケースがあります。
先ほどもお伝えしたように一回の面接で遅刻するのはマイナス点が大き過ぎますので以下のことに気をつけましょう。
交通機関が数十分に1本
都市部にある会社であれば電車の本数は多いですが、日中は30分に1本しかないとか、バスでしか行けない、徒歩でしか行けないということがあります。
せっかく30分前に行ったのに前の電車が出てしまい、結果ギリギリなんてこともよくあることです。
特に気をつけてほしいのはメーカーの中途採用を受ける場合です。
面接会場が地方の工場だと、従業員は車で通勤するような場所にある可能性があるからです。
会社の敷地が広い
こちらもメーカーの選考を受ける場合によくあることですが、工場の敷地が広大で、門をくぐってから集合場所までの移動に時間がかかることがあります。
メーカー勤務でないとイメージできないかもしれませんが、工場の端から端まで平気で徒歩30分かかる工場もザラにありますから、気をつけてくださいね。
というわけで今回は、面接15分前に到着するのは早いのか?ということについてお話しました。
早過ぎるのも考え物ですが、早めに着いておいた方が良いケースとそうでないケースを自分で考えて行動することが重要です。
引き続き、皆さんの転職活動を応援しています。
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