面接に回答を丸暗記していくとバレるのでしょうか。
でも、よく考えると「バレる」ことを気にするということは、暗記はダメという前提の考え方なんですよね。
- 丸暗記の回答はバレるのか?
- そもそも暗記はダメなのか?
- なぜダメなのか?
について、面接官の視点でお答えします。
丸暗記の回答はバレるのか?なぜバレるのか?
面接で丸暗記の回答は、基本的にはバレます。
なぜバレるかというと、暗記した文章を読んでいる感じがするからです。
正直言って、感覚的な問題です。
もう一つバレるとしたら、用意してきた回答はスラスラ答えられて、用意してこなかった回答はつまってしまう場合です。
これについては、全く考えたことのない質問でつまってしまっただけかもしれませんので、暗記だとバレるかどうかは微妙です。
ですから、バレるというより、面接官が「暗記かな?」と思うかどうかが問題なのだと思います。
そもそも暗記はダメなのか
そもそも、暗記することはダメなのでしょうか。
私は、暗記すること自体がダメだとは思いません。
でも、面接官として「暗記っぽいな」と思ってしまうと、困ることがあるのです。
それは、候補者の価値観が分からないことです。
面接官が質問して確認したいのは、「事実」と「価値観」です。
事実とは例えば、氏名や社名、そしてどんな仕事をしてきたか、といった話し手の主観や考えが入らない回答です。
事実の場合には聞かれたことに対して正直に答えれば良いだけなので、暗記の必要はありません。
一方、価値観は話し手がどう思っているか。同じ事実でも話し手によって回答が変わる部分です。
回答を事前に作るとしたら「価値観」に関する回答だと思います。
この「価値観」を面接用に作ってしまうと、候補者の方の本当の価値観がわからず、入社した後にどんな仕事ぶりをしてくれるのか、業務や職場にマッチするのかが判断できなくなってしまうのです。
暗記が面接官に嫌われるのは、こういった理由です。
暗記しなくても回答できるようにするにはどうすれば良いか
では、暗記しなくても回答できるようにするにはどうすれば良いのか。
暗記がバレるかどうか不安な方は、本当は暗記ではなくその場で考えて回答したいからですよね。
暗記せず準備する方法については以下の記事で紹介していますので、是非ご覧下さい。
https://big-maker-hataraku.info/anki_dekinai/