現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
私はとある企業の中途採用担当として、数百人の面接を担当し、入社した方から転職の成功談・失敗談を聞いてきました。
そして、様々な転職エージェントとも関わる中で転職活動に関するノウハウを聞いてきました。
このような採用活動の中で仕入れた情報に加えて、採用担当者の視点や経験に基づいてその疑問にお答えします。
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Contents
圧迫面接?面接官が嫌味を言う理由
転職活動をしていると、面接官から嫌味を言われることがあります。
私自身、面接官として話しているとき「これって嫌味に聞こえるかもしれないな」と思いながら質問することがあります。
ではなぜ面接官は嫌味を言うのか?まずはこの疑問にお答えします。
実は、面接官が嫌味を言う理由は、2つの場合によって異なります。
- 嫌味を言っているつもりはない場合
- 意図的に嫌味を言っている場合
①嫌味を言っているつもりはない場合
意外と多いのは、面接官は嫌味を言っているつもりはないけれど嫌味に聞こえてしまったり、質問はまともだけど言い方が悪く嫌味に聞こえてしまう場合です。
例えば、転職理由を回答した時、面接官からツッコミを受けることがあるのですが、それが嫌味に聞こえることがありますよね。
具体的には次のような質問です。
「理由は分かりますが、今こんなに高い給料もらってるのに本当に転職して良いんですか?給料が下がるかもしれませんよ」
人によっては「こんなに高い給料もらってるのに」という部分が嫌味に聞こえることはあるでしょう。
面接官としては給料が高いことを羨んでいるわけではなく、純粋に給料ダウンでも良いのか知りたいだけであることが多いです。
ここでイラッとして感情的に答えてしまうと面接官の心象を悪くしてしまう可能性がありますので要注意です。
人間は誰しも自分の回答を否定されそうになると反発してしまうものです。
ですが、面接官としては「この人を採用したらちゃんと貢献してくれるのか」「すぐ辞めてしまわないか」などなどたくさんの心配事を解消していかなければならないため深く突っ込んだ質問をせざるを得ません。
このような背景を押さえておけば面接官の嫌味とも取れる質問に腹を立てることも少なくなるでしょう。
②意図的に嫌味を言っている場合
面接官が意図的に嫌味を言っている場合もあります。
私自身はわざと嫌味を言ったことはありませんが、一緒に入った面接官が敢えて嫌味を言って軽く圧迫面接まがいのことをしていました。(面接後に私の上司から「あんまりやりすぎるとネットに書かれるからやめろ」と怒られていましたが)
その圧迫面接をした面接官曰く、圧迫面接には理由があるとのこと。具体的には下記の通りです。
- 客先から詰められることもあるからストレス耐性を見たかった
- 圧迫面接をされても入社したいという人を採用したかった
嫌味なんて怖くない!圧迫面接への対処法
嫌味を言われたり、詰められたり、そんな圧迫面接への対処法を現役面接官が教えます。
圧迫されないための予防策
まず、面接官から嫌味を言われないために、準備した回答を自分ツッコミで強化しましょう。
正しくは自分の回答にツッコミどころがあり、そこを突かれた時に嫌味に聞こえてしまうことがあるので、ツッコミを予測するということになります。
具体的には、面接で聞かれそうな質問の回答を考えた後「なんで?」「だから?」と自分でツッコミを入れて答えの深掘りをします。
そうすれば面接官に突っ込まれてもうろたえることはないでしょう。
あえて突っ込ませて回答することで印象を良くすることも可能です。
面接で詰められたり嫌味を言われた時の対処法
私のオススメは、質問を受け止めてしまうことです。
例えば、面接官が嫌みを言ってくるときは敢えて認めてしまうというのも一つです。
「おっしゃる通り」「勉強不足でした」「考え方が甘かった」などと言って、変に反発しない方が気持ちが楽です。
ただ、答えられる質問には遠慮なく答えれば良いと思います。
なぜなら、ストレス耐性を見るなど目的を持って嫌味を言っている場合もあるからです。
その場合、嫌味な質問に答えられることが合格条件であるため、評価されるチャンスを逃さないようにしましょう。
転職で圧迫面接を受けても合格できる!知っておくべき中途採用の本質
以上、面接官の嫌味や圧迫面接への対処法をお伝えしました。
ですが、この記事で説明したことに加えて、もっと本質的なところを押さえておかないと内定を獲得することはできません。
次の記事ではあなたが企業に欲しいと思わせる人材になって転職活動をするための転職ノウハウを、転職活動の流れに沿って説明しています。
私が中途採用担当として得た気づきを余すことなくぶち込んだ記事です。
その気づきを転職エージェントの方に話したところ、共感していただいたこともあり信頼性は高いと考えています。
次の記事を読んでその通りに行動すれば、小さな不安など気にならなくなり、内定獲得の可能性はグッと高まるでしょう。
特に手探りで転職活動をしている方、なかなか内定が取れずに困っている方のお役に立てる内容になっていますので、是非お読みいただきたいと思います。