新入社員の皆さん、会社の飲み会ってホント辛いですよね。
この記事を読んでいる方の中には会社で一人苦しんでいる方がいるかもしれませんが、大丈夫です。
同じく飲み会が辛くてたまらない人はたくさんいますし、飲み会が辛すぎて会社を辞めたいという人もいるんじゃないでしょうか?
この記事では、新入社員にとって飲み会が辛い理由と、飲み会が辛くて辞めたい人へのアドバイスをお伝えします。
Contents
新入社員にとって飲み会が辛い理由6選
新入社員にとって、飲み会が辛く感じる理由をリストアップしてみました。
会社の飲み会が辛いという人は、いずれかの理由に当てはまるはずです。
- 興味ない長話を聞かされる
- 気を遣わないと怒られる
- ハラスメントにあう
- 飲み代がかかる
- 次の日がしんどい
- 忙しいのに残業できない
興味ない長話を聞かされる
飲み会での話が武勇伝や説教ばかりのおじさん、いますよね。
特に新入社員だから何か教えたいのかもしれませんが正直何も求めていません。
一度捕まると、興味のない長話に延々と付き合わなければなりません。
下手すると一次会で2時間、二次会で終電まで聞きたくないを聞かされることもあります。
自分一人で気持ちよくなって、聞いている方にメリットは何一つありません。
この数時間で何ができるかな…と思うと辛くてたまらないでしょう。
気を遣わないと怒られる
飲み会では若い人が目上の人のお酒を頼んだり、食べ物を盛ったりとお世話をしなければならない謎ルールがあります。
仕事で新入社員が雑用を任されるのはまだわかります。
でも仕事を離れた飲み会で、なぜお世話をしなければならないのでしょう?
しかも、上司の思い通りに動けないと「気が利かない」などと怒られてしまいます。
会社のお金で飲み会が開かれてるケースならまだしも、そうでない場合給料も発生してないのに働かなければならないのか全く理解できませんよね。
ハラスメントにあう
飲み会はハラスメントの温床です。
新入社員が歓迎会や忘年会などでやらされる一発芸なんか、本人が嫌がっていたらパワハラと言われてもおかしくないです。
飲めないのに無理矢理飲まされるアルハラもよくある話ですし、女性社員は恋人がいるか聞かれたり、酔った勢いでボディタッチされたり、セクハラもされやすくなりますよね。
職場でハラスメントがなくても、酔って判断力が落ちる飲み会の場では発生しやすくなるのは飲み会の残念なところです。
飲み代がかかる
人によりますが、飲み会に連れていかれて、新入社員でも自腹を切らされることがあります。
飲み放題付きだと一回5,000円くらい飛んでいきます。
これじゃあ給料の安い新入社員はたまりません。
おまけに嫌な人に付き合わされる飲み会だったら、本当に何のための出費か分からなくなります。
次の日がしんどい
上司や先輩に飲まされて二日酔いになったら翌日が辛いです。
夜も苦痛で翌日もしんどいなんて、時間の無駄すぎておかしくなりそうですね。
忙しいのに残業できない
飲み会のある日は仕事が残っていても退社しなければなりません。
新入社員はなぜか飲み会に遅刻することが許されないからです。
忙しいのに仕事を切り上げて行きたくもない飲み会に参加して、夜遅くまで飲まされて翌朝ヘロヘロでも残った仕事を片付けるためにいつも通り出社する…ホント最悪です。
新入社員が飲み会にどうしても参加しなければならない時の対処法
私は全くお酒が飲めないので、会社の飲み会が大嫌いです。
ですが、長年飲み会に参加する中でおじさん達と話すのが苦痛にならないための方法を身につけました。
ハラスメントはさすがにどうにもできないですが、どうしても参加しなければならない飲み会があるなら試してみてください。
酒が飲めなくても飲み会は有意義になる
私は一滴もお酒を飲めません。アルコールを受け付けない体質です。
ですから会社に入ったばかりの頃は飲み会が大嫌いでした。
仕事よりも飲み会の方が嫌いだったかもしれません。
酒が飲めなければ、当然酔いませんので他の人が楽しんでいる中、疎外感を感じていましたし、そもそも飲んで楽しくなる経験がありませんから飲み会の約2時間は精神と時の部屋並みに長い時間に感じますよね。
「嫌なら断ればいい」そうおっしゃる方もいると思いますが、実際にはそうもいかず、一次会だけでも参加して約2時間耐えて終わったらそそくさと帰る。そんな方は私だけではないはずです。
飲み会は自分で有意義にするもの
ですが私はある時、どうせ参加しなきゃならないなら自分で有意義な時間を作らなければと考え、徹底的に飲み会を利用しようと思考を変えました。
すると、飲み会は次のツールとして使えることが分かりました。
- 情報収集のツール
- 人脈作りのツール
以下、説明していきます。
情報収集のツール
まず、私はお酒が飲めないことを逆手に取りました。
酒が飲めない → 酔わない → 記憶がハッキリしている → 話したことを覚えている
飲み会って、その場は楽しかったとか、普段話さない人から聞いた話がタメになったという感想はあると思いますが、具体的なことは思い出せず全て「何となく」で終わってしまいがちなんですよね。
ですが、酔わない人は話したことを覚えておくことができます。
確かに酔ってても話したことを覚えている方はいますが、お酒を飲まない人のもう一つの強みが「冷静であること」です。
酔っている人は、気が大きくなっていますので(よく酒の席での失敗例として挙げられますよね)、普段は聞けない話を聞けるチャンスです。
一方、酔っていなければ話のネタを取捨選択できるので言ったらマズイことは言わずに済みます。
このように飲み会は情報収集のツールとして利用できますが、準備をしておいた方が飲み会に参加するモチベーションが生まれます。
私の場合は飲み会の前に「今日は誰と何について話そう」と考えてから臨みます。
そうすれば、飲み会が始まってから何話そうかな…とオロオロすることもありません。
また、上司たちは部下が話しかけてくるのを待ってるものです。
本当は話したいのに自分から話しかけに行くのは苦手という上司もたくさんいます。
また、普段ざっくばらんな話ができない経営幹部などが参加することもあると思います。
でも、失礼があったらいけないと思って近くに行きたくないという人もいるのではないでしょうか?
大丈夫です。そもそも偉い人と若手を一緒の席にする時点でキッチリとしたマナーを求められてはいません。
勇気を出して話に行きましょう。
饒舌な方を捕まえることができれば、後は勝手に喋ってくれるので有益な情報を入手しつつ、話題を提供しなくても時間は経過していきます。
人脈作りのツール
これは飲み会を開く目的の一つでもありますよね。
私自身も飲み会に意義を見出すようなってからは、やはり飲み会は人脈作りには有効な手段だと思うようになりました。
私のオススメする方法は、仕事でちょっとだけ関わっていて顔だけは覚えてるという人と話すことです。
全く関わったことのない人が相手だと話のネタに困ると思いますが、仕事で少しでも関わったことがあれば、その時のことをネタに会話を展開できます。
例えば、以下の通りです。
- お世話になったことのお礼
- 大変だったことの思い出話
- その後相手先の部署でどうなったのか
- 今どんな仕事をしているのか
- 今の困り事について相談
仕事のネタだけでも考えれば結構出てきます。
ちなみに、私のオリジナルで恐縮ですが話のネタに困った時の「さしすせそ」というのがあります。
- さ:最近どうですか?
- し:趣味は何ですか?
- す:好きな○○は?
- せ:席替えしましょう!
- そ:その○○いいですね!
…聞く時は勢いが大事です。
ちなみにこれ、マジメに聞いてしまうと何を改めて…と言われてしまう可能性がありますので、勢いで聞いてみましょう。
これらの問いかけをきっかけに話題を広げるようなイメージで使ってみてください。
ちなみに「せ」は最後の手段です。
酒が飲めない人が飲まされないようにする方法
答えは単純。
飲まなければいい
これだけです。
飲ませてくる人は、ちょっとでも飲めると「飲んだら強くなる」という謎理論で飲ませてきます。
ですから一滴も飲んじゃダメなんです。
既に飲んでしまっているなら、ドクターストップがかかったとでも言えば良いです。身を守るための方便です。
私の場合、学生時代から飲めないことがわかっていたので入社当初から飲みませんでした。
最初はとりあえず、別に悪いことはしてませんが「申し訳ないのですが、体質的に飲めないんです」と言ってお断りしていました。
「飲んだらどうなるの?」とか聞かれますが、そこはめんどくさいですが答えていました。
まともな人たちなら、そのうち飲まなくても何も言われなくなります。
逆にアルコールを断って、貶されようと離れていこうと問題ありません。飲ませてくる人と離れられるならむしろ好都合です。
酒が飲めないくらいで不利益を被る会社はそうそうありません。
もし酒を飲まないことで罵倒・嫌がらせ・仲間外れにされるものならそんな職場、絶対離れた方が幸せです。
本当に飲めない人が同調圧力に負けて一気飲みなんかしようもんなら、下手をすれば死にます。
酒で無理して死ぬなんて大切な人が悲しむだけで、誰も責任はとってくれません。
裁判になった事例もありますが、死んでしまったら勝ったって何も嬉しくありません。
飲ませた人はのうのうと生き続けるだけです。
それでもあなたは無理矢理飲ませるような職場に居続けますか?
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騒ぐだけの飲み会には出席するな
学生時代にはよくありましたが、社会人になってもたまにただ騒ぐだけの飲み会をしている団体を目にします。
ハッキリ言いますが、騒ぐだけの飲み会は時間の無駄です。
飲める人だけがストレス解消できるだけで、飲めない人にとっては真逆の時間ですよね。
この場合は参加しない方が良いです。
いくら情報収集したり人脈を作ろうとしても話になりません。
その会社に合うかどうかは飲み会で分かる
これは私の持論ですが、会社の雰囲気は飲み会に表れると思うんです。
確かに酒癖の悪い人はいますが、ほとんどの場合、飲ませてくる人や飲み会で騒ぐ人は元々他人への思いやりが欠けています。
このことは感覚的に分かっていただけると思います。
ですから飲み会が辛すぎるという方は職場の人間関係にもウンザリしているのではないでしょうか。
なぜなら思いやりのない人が多い職場だからです。
ということは飲み会の雰囲気が合わないという場合はその会社(職場)に合わない可能性が高いといえます。
飲み会が辛くて会社を辞めるのはあり?
飲み会が辛くて辞めたいけど、それで辞めるのってどうなんだろうと迷っている方、私はありだと思います。
なぜなら、飲み会が辛い会社は仕事も職場の人間関係も良くないと思うからです。
おそらく仕事が辛いから飲み会で発散せざるを得ないし、新入社員などの若手に対して嫌がらせをして鬱憤を晴らしているのでしょう。
それに、職場で話していて楽しい人となら飲み会だって一緒にいて楽しいはずです。
一緒に飲み会に行くのが嫌な人って、職場で一緒に働くのも嫌なんですよね。
そう考えると、本当に今の会社にいるべき何でしょうか?
私には「たかだか飲み会が辛いからって辞めるのはどうなの?」とは思えないんです。
むしろ飲み会が辛いのは辞めるかどうかの判断基準になると思っています。
飲み会の翌日、最悪な気持ちになるのであれば、一度転職エージェントに登録して話を聞いてもらってはいかがでしょう?
あの辛い2時間よりも、エージェントと話す1時間の方が圧倒的に有益です。
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