辞めたい

新入社員が辛いのはなぜ?原因と辞めたい時の対処法を現役人事が紹介

仕事が辛くて辞めたいです。どうしてこんなに辛いのでしょうか?まだ新入社員なのに、こんなにしんどかったら今後仕事を続けていける気がしません…。

まだ新入社員なのに辛い。

先が思いやられる気持ち、よくわかります。

ですが、ひとつお伝えしたいことは「新入社員だからこそ辛い」ということです。

なぜなら、新入社員の時期に特有の辛くなる原因があるからです。

つまり、多くの新入社員が悩み、辛いと感じる理由があるということです。

この記事では、新入社員が辛く感じる原因と対処法、そして辛い時期を乗り越えるための考え方をお伝えします。

新入社員が仕事が辛いと感じる原因

新入社員の時期に特有の辛くなる原因があります。

それはあなただけが感じていることではないので、自分に自信をなくすことなく「そういうものなんだ」と思ってください。

以下、具体的に説明していきます。

  • 人間関係で悩むから
  • 拘束時間に慣れていないから
  • 先のことが予測できないから
  • ミスをしやすいから
  • 見られている感覚があるから

人間関係で悩むから

新入社員だけではありませんが、仕事が辛い最大の原因は人間関係です。

というか、人間関係さえ良ければ大抵のしんどい仕事は乗り越えられると思うほどです。

なぜ新入社員が人間関係で悩みやすいかというと、学生時代は自分で選べた人間関係が職場では選ぶことができないからです。

性格の合わない人がいても仕事上関わらなくてはなりません。

新入社員はその選べない状況に慣れていないため、特に辛く感じる原因になってしまうのです。

拘束時間に慣れていないから

多くの職場では拘束時間があります。

1日数時間、仕事をしなければならない時間帯があるので、決まった生活リズムを強制されます。

学生時代に夜型の生活を送っていたりすると、朝起きるのはしんどいはずです。

夜まで残業して遅くに寝たとしても、翌朝には決まった時刻に起きなければいけませんね。

このような拘束時間の存在が新入社員を肉体的にしんどくさせてしまいます。

先のことが予測できないから

新入社員は1年間でいつどんな仕事がやってくるかわからないし、今やっていることがどんな結果になるのか、これを言ったら相手がどう返してくるのか、とにかく未経験のことが多過ぎて先のことが読めないんですよね。

こうした不安はストレスを生み、辛いと感じる原因になるのです。

ミスをしやすいから

新入社員時代はミスをしやすいものです。

それは、仕事というものは単純に能力だけで進めるものではないからです。

ここでいう能力というのは論理的思考力や説明力、情報処理力などどんな職場でも使う力のことです。

でも実際には、業界・会社・職場でのみ使われるような知識や人間関係がなければ仕事をうまく進めることができないことがあるんですよね。

ですから新入社員は能力に関係なく、知ってさえいれば防げたミスを起こしてしまうことがあるというわけです。

でも、知らなかっただけなのに、「そんなこともわからんのか!」と怒られたりすることもあって辛いと感じる原因になってしまうのです。

見られている感覚があるから

新入社員は良くも悪くも注目される存在です。

これから会社を支える人材に育てよう、まだ慣れていないだろうから目をかけてあげようという面と、一方で職場の期待や評価の的になってしまいます。

自分たちがどうだったかは棚に上げて「今年の新入社員は…」と飲み会や雑談のネタにする。

もちろん本人の前でそんな話をするわけではないですが、こういった新入社員を見る目というのは感じてしまうものです。

ですから電話をとるのも一つ一つの挙動を見られている気がして、それが辛く感じる新入社員も多いのではないでしょうか。

仕事が辛いと感じる新入社員がすべき対処法

皆さんが辛いと感じる原因はおそらく上記のいずれかに当てはまるのではないでしょうか?
では次に、対処法をお伝えしていきます。

人間関係に悩んだら

対処法は無限にあると思いますが、新入社員の皆さんにまずすべきことは、誰でも良いので話を聞いてくれる人を見つけることです。

新入社員はただでさえ経験や知識が少なく視野が狭くなりがちです。

その中で人間関係という目に見えないし自分ではどうにもできない壁にぶち当たると、どんどんネガティブな方向に考えてしまいます。

まずはそれを防ぐために誰かに相談する。

社内外問いませんので、忘れないようにしてください。

この記事だけでは語り尽くせないこともありますので、関連記事をご覧ください。

拘束時間が辛いなら

朝起きるのが辛い、1日行動を縛られるのが辛いというのは、慣れることである程度は解決できます。

ですが、もっと積極的な方法としては、仕事の時間を自分の将来のための投資と考えることです。

「今拘束されているこの時間で得た経験や知識やスキルは自分の将来に役立つのだ!」と思えると、拘束されていてもポジティブに捉えることができるようになります。

そのためには、今やっている仕事が自分の将来に役立つものか、役立つものにするにはどんなことをすれば良いか考えると良いでしょう。

先の予測ができなくて不安なら

先のことがわからないと不安になるのは誰でも同じです。

ですからまずは、上司や先輩に頼んで年間のスケジュールを見せてもらいましょう。

そうすれば、ある程度忙しい時期やどんな仕事が待っているのか予測できるので、何も知らないよりは不安はやわらぎます。

また、一つ一つの仕事の不安に対しては、上司や先輩にこまめに相談することです。

何かアクションする時は「こんな風に進めようと思うのですが、どうですか?」と自分の考えを伝えてアドバイスをもらうのが基本です。

おそらく新入社員は誰かの引き継ぎ仕事が多いはずなので、過去の資料を見て進め方を真似てやってみることが第一です。

ミスが怖いなら

新入社員がミスを防ぐには、知ってさえいれば防ぐことができるミスをいかに減らせるかがポイントです。

業務マニュアルがあっても細かい注意点が全て書かれているわけではないので、やはりここでも上司や先輩に確認しながら進めるしかありません。

上司や先輩も、組織として仕事を円滑に回すためにも新入社員に引き継ぐ時には注意点や暗黙の了解のようなアドバイスをする必要があると思います。

見られているのがしんどいなら

見られているかどうかは、気にするかしないかの問題です。

気になって悩んでいる人にお伝えしたいのは、次の3点です。

  • 時間が経てば皆飽きてくる
  • 常にあなたのことを見るなんて無理
  • 次の新入社員が入ってきたら的は移る

つまり、この悩みに関してはあなたは何もしなくて良いというのが私のアドバイスです。

新入社員に送る仕事が辛い時に役立つ考え方

新入社員時代は辛いんです。

でも全ての働く人には新入社員時代を経験し、乗り越えてきました。

私も新入社員時代には苦しんだ記憶がありますが、今まで10年以上働いてこれました。

その期間で学び、気づいた気持ちをちょっとだけ楽にする考え方をご紹介します。

  • 「なんとかする」のはマネージャーの役目
  • 自分がいなくても仕事は回る
  • 失敗も1年経ったら思い出話
  • 自分のベストを尽くすことが大切
  • 人は忘れる生き物

「なんとかする」のはマネージャーの役目

新入社員がミスしたり困ったことがあるとき、なんとかするのがマネージャーの役目です。
ですから何かあればまず相談してください。

一人で抱えてなんとかしようとしても知識も経験も人脈もない新入社員に解決するのは非効率だからです。

にもかかわらず「自分でなんとかしろ!」とか怒るだけの上司だとしたら、それはマネージャーとしての責任放棄でしょう。

新入社員のあなたは「無責任」で良いのです。

自分がいなくても仕事は回る

仕事を辞めたい、けど自分がいなかったら皆に迷惑がかかるのでは…?

というのはよくある悩みです。

たしかに不足する人員を補充しなければなりませんが、仕事が回らないことを心配する必要はありません。

まず、人が減った後の対応としては、必要のない仕事をやめるか優先順位を下げて後回しにするかです。

それでダメなら人員補充ですが、3ヶ月前に辞めたいと言われれば、3ヶ月で補充できるかどうかわかりませんが、4〜5ヶ月後(退職後1〜2ヶ月後)なら期間は十分です。

結局人を増やすか仕事を減らしてなんとかするしかないのですが、それもせずに誰かにしわ寄せがいくのを黙って見ている職場なら、辞めて正解です。

失敗も1年経ったら思い出話

ミスが怖くて不安で辛いという人は、仕事でのミスは1年経ったら酒の席で笑い話、そうはならなくても思い出話になるということを知っておくと気が楽になるかもしれません。

それくらい仕事をしていると1年で色々なことが起こります。

ですから、ミスしても1年経てば「あんなこともあったなぁ」「大変だったな」と思えるようになることがほとんどです。

自分のベストを尽くすことが大切

幼稚な表現ですが、仕事をしていると本当に色々なことが起こるのでどこでミスするか考えても考え切れません。

だから目の前の仕事に対してベストな結果になるよう努力するしかないんです。

不安なら目の前のことに集中して行動する!

これを覚えておいてもらえると良いかと思います。

そして、自分の精一杯で考えなければなぜミスをしたのか聞かれても答えることができませんね。

途中で手を抜いたことがわかればそれこそ怒られますし評価にも響きますので。

人は忘れる生き物

不思議なくらい人は忘れます。

自分が体験したことでも1年経てば何となく大変だったことは覚えていてもその時の感覚をリアルに思い出すことは難しいです。

実際、学生時代のことを思い出してもらえると理解できるかと思います。

そして、人のことになるともっと忘れやすくなります。

仕事で人のミスなんて、自分に影響がなければほとんど覚えていませんし、苦手な上司も自分のことを怒ったことなんて気にもしていません。

それくらい皆仕事では自分のことで精一杯だと思うようにしてください。