現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です!
サラリーマンが給料上げるのって大変ですよね。
自分の能力や努力が足りないと思って頑張っている方は多いのではないでしょうか。
でも、それは違うんです。
以下の記事で、給料が上がらない本当の理由は会社の都合であることを説明しました。
会社都合で給料が上がらないことが分かると、仕事を頑張って給料を上げるのはとても時間がかかるし、難しいことも理解できるはず。
この記事では会社の給料が上がらない場合、どんな収入アップの方法があるのか紹介します。
ちなみに、この記事を書いている私は現役人事として会社の給料の実態については把握していますので、参考になるかと思います。
収入を上げる方法は3つ
まずは、収入アップの方法を大きく3つ挙げます。
- 会社と交渉して給料アップ
- 副業で収入アップ
- 他の会社に転職して給料アップ
ざっくりとこの3つが考えられると思いますが、人事の経験からそれぞれの方法について考えていきます。
会社と交渉して給料アップ
会社の給料が努力だけで上がることがないのであれば、交渉しかありません。
でも、人事の視点で言えば給料アップの交渉はとても難しいですし、オススメできません。
会社から目をつけられ、あまり成果を出しにくい部署に追いやられるかもしれません。
意外と知られていないと思いますが、給料アップの交渉は労働組合の役目ですから、労働組合に相談してみるのも一つかもしれません。
ただし、労働組合が交渉するのは個人の給料アップではなく、会社全体の給料アップです。
給料を上げるのは固定費増加に繋がるので、上がったとしてもわずかです。
ちなみに、大手企業の子会社の場合は交渉しても子会社が勝手に給料を上げるのは無理です。
親会社と資本関係があれば当然子会社の給料アップは親会社に影響しますし、何より親会社からの出向者がいますから勝手なことはできないからです。
副業で収入アップ
あなたの希望は会社の給料が上がることではなく、会社以外の収入も含めた収入が増えることですよね。
その場合、会社での給料を上げる努力の他に副業という方法があります。
最近では国として副業を進める流れが出てきました。
その流れで副業容認の会社も増えているでしょう。
そこはチャンスと捉えて頑張ってみても良いと思います。
副業と言えば様々ですが、例えば株式投資、FXなどの金融系、オークション、アフィリエイト、せどりなどのネット副業、ハンドメイド販売、YouTuberといったものがあります。
ただし「稼ぐ」ということは、あなたの提供する何かに他の人が価値を感じるようにならなければなりません。
つまり成功するには時間も努力も必要になりますし、かけた時間に対して必ず収入が増える保証はありません。
本業が多忙なあなたにそれだけの時間があるでしょうか。
もし、楽な副業があるのなら教えてほしいくらいですが、それは多分、あなたに特別な才能があるか怪しげなビジネスのどちらかです。
何より、本当に楽な副業があれば皆、苦労はしないはずです。
転職して給料アップ
3つ目の選択肢、転職について考えてみましょう。
転職は、今の会社にいても将来給料が上がらないのであれば給料が上がる会社で働こう、というシンプルな考え方です。
今より給料が高い会社に入ることができれば、前の記事で説明した賃金カーブも高い水準で推移するのでよほどのことがなければ、将来にわたっても安心できるというわけです。
転職なら交渉のようにリスクに対して成果が小さいということはありません。
転職もリスクだと思うかもしれませんが、このサイトではリスクを極小化する転職ノウハウを紹介していますので、記事を読み込んでくださいね。
また、副業のように結果が出るまでに時間がかかることはないし、常に努力し続ける必要もありません。(もちろん仕事は頑張らないといけませんよ)
日本企業での転職の何が良いかと言うと、一度入社してしまえば、仕事でミスしたり怠けているだけではクビになることはほぼありません。
転職活動は、エージェントへの登録から内定まで、大体3ヶ月くらいと言われています。
私が知る中途採用で入社された方は、40歳近くなっても年収500万程度の会社から来られたのですが、現在31歳で年収600万を実現しています。
つまり、10年かけても上がらない年収を、たった3ヶ月で上げたといえるわけです。
まとめ
今回は、給料が上がらないときの対策として、交渉、副業、転職の3つについて考えてみました。
私自身も改めて考えてみましたが、転職という選択肢がベストに思えます。
次の記事では、転職についてもっと深掘りしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。