現役メーカー人事のハルダ(@haru_dadd)です。
仕事が増えるのに全く給料は増えない。
そんな状況に不満を抱えている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、人事担当の視点から給料が増えない理由を説明するとともに、対処法を紹介します。
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Contents
仕事を頑張っても給料が増えない理由は?
全然給料が増えないのって、うちの会社はブラックなんじゃないか?と思いますよね。
まずは、あなたの給料が増えない理由について、人事担当の視点から説明します。
なぜ給料は少しずつしか増えないのか
給料って、ほんの少しずつしか増えないですよね。
「業績が良いならもっと給料上げてくれてもいいのに!」と思う方は多いのではないでしょうか?
給料というのは労働の対価として支払われるものですが、日本企業での給料の決め方について知っておく必要があります。
アルバイトやパートは基本的に働いた時間によって給料が決まる「時給制」をとりますよね。
でも、正社員になると月給制となり、残業代を除いて基本給という決まった給料が支払われます。
会社によっては年功序列の要素が強かったり、成果主義の要素が強かったりしますが、ほとんどの日本企業では月の基本給は固定です。
そうなると、同じ給料でたくさん働いて成果を出してくれた方が会社としてはありがたいわけです。
ただ、あまりに低い給料で働かせすぎると従業員は辞めてしまうので、「もう少し給料上がったら良いのに」と感じつつ頑張れるギリギリのラインで給料を決めます。
そして、給料が上がるタイミングとして従業員全員の基本給を上げる「ベースアップ」がありますが、これを実施すると固定費が上がり、一度上げた給料はなかなか下げにくいので会社としては慎重になります。
すると結果的にジワジワとしか給料は増えないことになります。
これが、給料がなかなか増えない理由です。
給料が評価によって変動する場合
基本給は固定ですが、今では評価によって一部給料が上下する成果主義的な制度を導入している会社が増えています。
基本給は固定ですから、我々サラリーマンは高い評価を受けて少しでも給料を上げるしかありません。
ただし、何が評価されるのかは会社や職場、あるいは上司によって異なります。
評価ポイントとしては大きく以下の2種類に分けられます。
- 業務の量
- 業務の質
あなたの仕事が量を求められるのであれば、量をこなしていても給料が上がらないのは理不尽です。
一方、仕事の質を求められているのであれば、上司の求めるクオリティに達していなければ評価されませんので、なかなか給料は上がりません。
あなたの仕事に求められているのは量と質のどちらでしょうか?
どちらも、という職場もあるとは思いますが、求められていないことに注力しても評価には繋がりません。
もしかするとあなたの給料が上がらない理由は、上司の期待に沿った成果を出していないからかもしれません。
仕事が増えても給料が増えない場合の対処法
給料が増えないのはなぜか、どうしてもわからず理不尽だと感じる場合、どうすればよいのでしょうか。
現実的には評価を上げて給料アップに繋げるしかありませんので、評価を上げるためにどうすれば良いか説明します。
ここでは、先ほどあげた業務の量と質という観点で考えてみます。
量と質、どちらを求められているかを把握することで仕事の仕方が変わります。
業務量を求められる場合、できる仕事が増えれば給料も増える可能性あり
あなたが量をこなすことを求められているのであれば、効率アップのための業務改善を行いましょう。
1人でこなせる仕事量が増えれば、評価されるはず。
ただし、デキるやつと思われると仕事を増やされる可能性もあるので注意です。
それに、頑張れば頑張るほど仕事が回ると判断され、人を増やしてもらえないかもしれません。
そもそも、上司に業務改善を提案しても、今のやり方に固執して改善を認めてもらえない可能性もあります。
業務の質を問われる場合、仕事のモチベーションを高めるだけじゃ給料は増えない
業務の質を問われる場合はどうでしょうか。
業務の質を強く求められる会社なら、成果主義を導入していると思われますので比較的給料が上がりやすいかもしれません。
この場合、上司の求める仕事の質と方向性を確認することが重要です。
自分勝手に仕事を進めて「頑張っているのに給料が上がらない!」と愚痴るのは危険です。
かといって「給料が上がらないのは自分のせいだ!」といって無理にモチベーションを上げようとするのも間違いです。
重要なのは、サラリーマンは上司が期待する成果の方向性を間違うと評価されないということです。
どうしても給料に納得できないなら転職を検討しよう
正当な評価をしない理不尽な会社にいても、正直言って状況が劇的に改善されることはありません。少し外に目を向けてみれば待遇の良い会社はいくらでもありますよ。
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