給料が上がらないとモチベーションは上がりませんよね。
でもそんなんじゃダメだ!と思って無理にモチベーションを上げようとしていませんか?
仕事のやりがいを考えてみたり、今は修行期間だからと自分を納得させてみたり…。
でも、あなたの努力の方向、間違っているかもしれません。
この記事では下記の内容を紹介します。
Contents
今、本当にモチベーションを上げる努力をすべきか?
今あなたの給料が上がらないことが合理的であり、かつ将来給料が伸びるのなら、目の前の仕事を頑張るという方向性に問題はありません。
むしろ今腐ってしまっては将来に悪影響を及ぼします。
でも、給料の安さが不合理であるなら、根本を見直さなければといけません。
「不合理に給料が上がらないこと」と「合理的な理由で給料が上がらないこと」は分けて考える必要があるのです。
給料が上がらない今、何を考えるべきか
今給料が上がらないことが不合理がどうか確認するためには、「今自分が給料分の成果を生み出しているか?」これを考えることが重要です。
例えば今、あなたが新入社員だとしたら
少し極端ですが、今あなたが新入社員だとしたら給料が低いことは不合理でしょうか?
新入社員は育成しなければ仕事で成果を出すことができませんので、最初の2〜3年は育成という投資をするわけです。
言ってみれば会社に価値を提供できない状態で雇っていますので、給料が低いのは当然ですよね。
その場合、将来給料が大きく上がる可能性がありますよね。
なぜなら、将来的には成果を上げることができるように育成するからです。
ちなみに、経験年数が増すごとに仕事の質が高まるだろうという考えのもと、給料がどんどん上がっていくのが「年功序列」です。
年功序列というのは、別に「年上が偉いから」みたいな考えで給料が高いわけじゃなくて、一応の理由はあるんです。
あなたの会社は、若手のうちは給料が安くても、長く勤めるほど給料が上がる会社かもしれませんね。
仕事の量・仕事にかかる時間をコントロールできない場合
一方、あなたが新入社員で付加価値の高い仕事ができないとしても、誰が担当しても時間がかかるような仕事量を任されたり、時間に拘束される仕事だとしたら、相応の対価として給料をもらう必要があります。
異常な作業量や拘束時間であっても安い給料で雇う。
これはブラック企業の典型ですよね。
今、頑張るべきだとして、低い給料でモチベーションを保つには?
今、頑張るべきだと判断したけれども、なかなかモチベーションが保てない。
そんな方には以下の記事で「精神論に頼らない仕事のモチベーションの高め方」を紹介しています。
まとめ
今回は、給料が上がらないからといってモチベーションばかり上げようと努力する前に、「本当に今、頑張るべきか?」を考える必要があることをお伝えしました。
実はこの問いを投げかけたのはワケがありまして、あなたの給料が上がらない現実的な理由と関係しているからなのです。
次回の記事では、あなたの給料が上がらない本当の理由について説明します。
最後までお読みいただきありがとうございました。